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オヤジのひとり言

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祇園祭りの榊の枝に「 蘇民将来之子孫也 」?

2013年07月14日 | オヤジのひとり言

祇園祭に携わる人が腰にさす

蘇民将来の子孫である護符(しるし)

 山鉾の町衆も、神輿の曳き手も、

祇園祭に携わる人なら誰もが、

榊の枝に「 蘇民将来之子孫也 」と記された護符を付けていた。

そもそも蘇民将来とは

素戔鳴命( スサノオノミコト )が南海を旅した時に、

手厚くもてなした人物のこと

旅にやつれた素戔鳴命(スサノオノミコト)か゛、

蘇民将来と

巨旦将来という兄弟に一夜の宿を求めたところ、

 

裕福な巨旦は素気無く断り、

貧しいが心優しい蘇民は、

粟飯を振る舞い歓待した。

その真心に感じ入った素戔鳴命( スサノオノミコト )は、

今後悪疫が流行しても

「 蘇民将来之子孫也 」と記した茅の輪を

腰に下げていれば難から免れると約束された。

そして程なく、

巨旦の家は疫病で絶え、

蘇民の家は末代まで繁栄したという。

この故事こそが祇園祭の原動力となっていた。

その蘇民将来を祀る疫神社は、

八坂神社の西楼門( 祇園石段上 )を入った

突き当たりに鎮座する。

 

ここで祇園祭のクライマックス夏越祭が行なわれる。

1ヶ月にわたる祇園祭は、

直径2.5メートルもある疫神社の大茅の輪をくぐって幕を閉じる

 

今回はここまで・・    

続きは次回に・・