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魔界への誘い・京に伝わる魔界伝説その168
荒ぶる疫神を祀る古社のやすらい祭
京には悪霊を退散させる祭がたくさんあります。
祀られた怨霊の元祖、相良親王の霊を慰めた
上御霊神社の祭や
荒ぶる神の
素戔鳴命（ スサノオノミコト ）・（ 牛頭大王 ）を祀る
八坂神社の祇園祭など様々ですが、
今宮神社も疫病を祓うために御霊会が行なわれてきた古社です。
境内には
大国主命（ おおくにぬしのみこと ）・
事代主命（ ことしろのみこと ）・
奇稲田姫命（ くしなだのひめのみこと ）を祀った本殿と、
疫神であるスサノオノミコトを祀った疫神社が鎮座している。
この閑静な社は疫神を鎮めるために設けられた異界なのです。
正暦５年（ 994 ）には洛中に疫病が流行したため、
神輿を作り、
社からスサノオノミコトを担ぎ出し、
船岡山で御霊会が営まれた。
そして山頂の磐座で荒ぶるオオクニヌシノミコトを鎮めた。
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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