のどが治りません。鼻炎の後遺症もまだ続いていますよ……。
自転車もどうしようかなと言う感じ。お休みに入ったらロードに乗ろう。いや,ロードマン(というなまえだけどクロスに近い)もわるくはないんだけど,重いからカラダがしんどいときは敬遠しがちになってしまう。ロードは,やっぱり力使わないです。まあ,だから長くも乗れるのだろうけど。
打ち合わせとか急ぎのゲラが届くはずとかで土・日は出勤していた。ゲラが届かなかったので,日曜日は六本木ヒルズに国芳見に行ってしまった。好きな画家だし,ねこの絵で派手に宣伝しているし,楽しみにしてたんだけど,あんなひどい美術展初めてだ。作品数は多いけど,ただ並べてるだけ。けっこう混んでいて,会場係のおねえちゃんが「順番はないのですいているところからご覧下さい」を連呼していた。みっともねえ……。
絵の配列って,句集や歌集の配列と同じくらい,大切なものだと思うけどな。
大阪,静岡と巡回してきたようなので,企画はここ(森アーツセンター)ではないのだろうけど,もう少しどうにかならなかったのだろうかと思う。収蔵元の表示はないし,図録の作品解説の凡例がどこにあるかもわからない。風刺画なんか解説ナシじゃおもしろみを理解するのは難しいし,地口なんか使った風俗画だってそうだろう。
このところ国立博物館の展示しか見ていなかったせいもあって,その落差に驚かされた。企画展の魅力というのは,作品の力だけではふじゅうぶんなのだな,と思ったりした。だってね,千葉県立美術館の抱一展,こじんまりしてたけどすごくすごくよかったんだよ……。
ねこの絵もすくなかったし。「金魚づくし」なんかもっとみたかった。
美術館へのアクセスも悪い。動線めためただし,案内(ハードもソフトも)もよくない。森美術館では建築関係の展示をやっていたけど,あんな建物の中で,よく恥ずかしく建築関係の展示をやれるものだ。
エレベーターの数も少ないようだし,災害時の避難誘導どうするつもりなんだろう。かえりがけに,こわくなった。たぶん,あそこにはもう行かない。
久しぶりに本屋さんに行ったら,『スエズ運河を消せ』という第二次大戦モノの本があったので買って,読んでいる。戦記モノはそれほど好きなわけではないのだけど,「マジックでたたかった男たち」というサブタイトルに惹かれたので。
やっぱり,リアル店舗に行くと思わぬ出会いがありますね。いかなくちゃだめですね。
プロの舞台マジシャン(イリュージョンとかをやる)で活躍していたひとが,その経験を生かして前線の敵を攪乱する,というノンフィクション。しかしこれが映画のネタみたいなんだな。主役はハンサムな奇術師だし,彼の率いる部隊には,サポート役をつとめる動物学教授上がりのおでぶちゃん,迷彩に才能を発揮する画家,職人的な大工さん,きまじめな事務屋さん,等々,ひととおりのキャラが揃っている。なんだこれ。しかも,主な舞台はアフリカ戦線。つまり,敵というのはかの「砂漠の狐」エルヴィン・ロンメル率いる戦車軍団。これでおもしろくなかったらだめでしょう,っていうくらい。
個々のエピソードはすごくおもしろい。当時の索敵は航空機による目視が主流だったらしくて,パイロット(とカメラ)の目をごまかす,くらます手法がいろいろと出てくる。しかし,戦線の動きがほとんど書けてない! まだ半分くらいしか読んでないんだけど,章のタイトルを見るとこのこまぎれ状態がずっと続くのかしら……とちょっと不安になるよ。しかしまあ,登場人物リストにはモントゴメリーの名前もある。先々を楽しみに読もう。
自転車もどうしようかなと言う感じ。お休みに入ったらロードに乗ろう。いや,ロードマン(というなまえだけどクロスに近い)もわるくはないんだけど,重いからカラダがしんどいときは敬遠しがちになってしまう。ロードは,やっぱり力使わないです。まあ,だから長くも乗れるのだろうけど。
打ち合わせとか急ぎのゲラが届くはずとかで土・日は出勤していた。ゲラが届かなかったので,日曜日は六本木ヒルズに国芳見に行ってしまった。好きな画家だし,ねこの絵で派手に宣伝しているし,楽しみにしてたんだけど,あんなひどい美術展初めてだ。作品数は多いけど,ただ並べてるだけ。けっこう混んでいて,会場係のおねえちゃんが「順番はないのですいているところからご覧下さい」を連呼していた。みっともねえ……。
絵の配列って,句集や歌集の配列と同じくらい,大切なものだと思うけどな。
大阪,静岡と巡回してきたようなので,企画はここ(森アーツセンター)ではないのだろうけど,もう少しどうにかならなかったのだろうかと思う。収蔵元の表示はないし,図録の作品解説の凡例がどこにあるかもわからない。風刺画なんか解説ナシじゃおもしろみを理解するのは難しいし,地口なんか使った風俗画だってそうだろう。
このところ国立博物館の展示しか見ていなかったせいもあって,その落差に驚かされた。企画展の魅力というのは,作品の力だけではふじゅうぶんなのだな,と思ったりした。だってね,千葉県立美術館の抱一展,こじんまりしてたけどすごくすごくよかったんだよ……。
ねこの絵もすくなかったし。「金魚づくし」なんかもっとみたかった。
美術館へのアクセスも悪い。動線めためただし,案内(ハードもソフトも)もよくない。森美術館では建築関係の展示をやっていたけど,あんな建物の中で,よく恥ずかしく建築関係の展示をやれるものだ。
エレベーターの数も少ないようだし,災害時の避難誘導どうするつもりなんだろう。かえりがけに,こわくなった。たぶん,あそこにはもう行かない。
久しぶりに本屋さんに行ったら,『スエズ運河を消せ』という第二次大戦モノの本があったので買って,読んでいる。戦記モノはそれほど好きなわけではないのだけど,「マジックでたたかった男たち」というサブタイトルに惹かれたので。
やっぱり,リアル店舗に行くと思わぬ出会いがありますね。いかなくちゃだめですね。
プロの舞台マジシャン(イリュージョンとかをやる)で活躍していたひとが,その経験を生かして前線の敵を攪乱する,というノンフィクション。しかしこれが映画のネタみたいなんだな。主役はハンサムな奇術師だし,彼の率いる部隊には,サポート役をつとめる動物学教授上がりのおでぶちゃん,迷彩に才能を発揮する画家,職人的な大工さん,きまじめな事務屋さん,等々,ひととおりのキャラが揃っている。なんだこれ。しかも,主な舞台はアフリカ戦線。つまり,敵というのはかの「砂漠の狐」エルヴィン・ロンメル率いる戦車軍団。これでおもしろくなかったらだめでしょう,っていうくらい。
個々のエピソードはすごくおもしろい。当時の索敵は航空機による目視が主流だったらしくて,パイロット(とカメラ)の目をごまかす,くらます手法がいろいろと出てくる。しかし,戦線の動きがほとんど書けてない! まだ半分くらいしか読んでないんだけど,章のタイトルを見るとこのこまぎれ状態がずっと続くのかしら……とちょっと不安になるよ。しかしまあ,登場人物リストにはモントゴメリーの名前もある。先々を楽しみに読もう。
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