けさの新聞に,遺伝学で「優性」「劣性」という訳語を使うのをやめて,「顕性」「潜性」にかえることにした,というのが出ていた。優性=すぐれた形質,という誤解がひろがらないように,ということらしい。顕性/潜性,のほうが,形質に対する影響がはっきり出ていてわかりやすいと思う。こっちのほうが古い訳語という気もするけどな。
遺伝学の訳語はどうもずれてるなあと感じるものがわりとある。「集団population」とかも,「個体群」のほうが,一般語との区別がはっきりしていいような気がする。
ねこの毛色の遺伝というのはわりとよくわかっているのだそうで,いまちょっと勉強中。
デフォルト(野生型)の毛色はおじょうさまみたいなきじとらで,毛色の違いにはおもに9つの遺伝子の変異がかかわっているのだそうだ。cats have nine livesってわけでもないのだろうが。
もようが出なくなる変異というのがあり,それから全部が黒くなる変異というのが別にある。
黒ねこは全身黒いけど,よくみると濃淡のもようのある子がわりといる。ちっちゃい頃はわかりやすいような気がする。
もようのなくなる変異を持っている子とそうじゃない子がいるってことではないだろうか。
「からす猫」っていうことばがあるけど,実は昔の人は黒ねこのもようにも気づいていて,もようのない子をそう呼んだのかもしれない。
黒猫と烏猫の使われ方の違いには,ちょっと気をつけておこう。
遺伝学の訳語はどうもずれてるなあと感じるものがわりとある。「集団population」とかも,「個体群」のほうが,一般語との区別がはっきりしていいような気がする。
ねこの毛色の遺伝というのはわりとよくわかっているのだそうで,いまちょっと勉強中。
デフォルト(野生型)の毛色はおじょうさまみたいなきじとらで,毛色の違いにはおもに9つの遺伝子の変異がかかわっているのだそうだ。cats have nine livesってわけでもないのだろうが。
もようが出なくなる変異というのがあり,それから全部が黒くなる変異というのが別にある。
黒ねこは全身黒いけど,よくみると濃淡のもようのある子がわりといる。ちっちゃい頃はわかりやすいような気がする。
もようのなくなる変異を持っている子とそうじゃない子がいるってことではないだろうか。
「からす猫」っていうことばがあるけど,実は昔の人は黒ねこのもようにも気づいていて,もようのない子をそう呼んだのかもしれない。
黒猫と烏猫の使われ方の違いには,ちょっと気をつけておこう。
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