都留市の経緯は、昭和29年4月29日南都留郡谷村町、宝村、禾生村、盛里村、東桂村の1町4村が合併し都留市が誕生、現在に至っています。
都留市は、山梨県の東部にあり、東京都心から約90km、県都甲府市より約50km の距離に位置しています。面積は161.63平方キロメートル、人口は令和3年3月末日現在で2.9万人強、世帯数1.3万世帯強となっています。また、隣接する自治体は、北東側が大月市に、西側で富士河口湖町から西桂町・富士吉田市に、東南側で上野原市、南側で道志村・山中湖村・忍野村となります。
都留市は、古くは山梨県の東部の中心地として栄えた城下町です。市域の中心に富士山を源流とする桂川(相模川)が流れ、周りは「日本新・花の百名山」に選ばれた三ツ峠山や二十六夜山など、それぞれ個性ある山々に囲まれた豊かな緑と、平成の名水100選に選ばれた清らかな湧水の溢れる、素晴らしい自然環境に恵まれています。
市章は、都留市の都留をカナ文字の「ツル」の2字で形どって図案化しています。(昭和29年8月5日制定)
市の花は「ウメ」、市の木は「アカマツ」、市の鳥は「ウグイス」です。(以上は、都留市HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
都留市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水処理は、山梨県の桂川流域下水道に接続し、大月市にある桂川浄化センターで最終処理され相模川水系桂川に放流されます。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初はデザインマンホール蓋です。
中央に市章、その周りを三分割し市の花「ウメ」を大きくデザインしています。
こちらは、市庁舎西入口に展示されていたカラー蓋(実設置のカラー蓋は無いようです)です。
こちらは実設置されているノンカラーの汚水蓋です。
こちらは、親子蓋です。
左蓋はΦ900、右蓋はΦ1200です。
こちらは、小型蓋です。
以降は、規格模様の蓋です。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは小型蓋です。
こちらの蓋には、上部に「HINODE」、左下部に設置年度下2桁+耐荷重記号(T-14、T-25)、右側には管理番号欄があります。
こちらは、小型蓋です。
こちらは宅内汚水枡の蓋です。
宅内汚水枡の蓋は5種類あるようです。
最初の頃は、プラスティック製の規格模様の蓋だったようです。
その後、順番は判りませんが4種類のデザイン蓋が製作されたようです。
こちらは、町の花「ウメ」がデザインされています。
こちらは、富士山と市の花「ウメ」と市の鳥「ウグイス」がデザインされています。
こちらは、富士山を背景に、八朔祭りの奴さんがデザインされています。
こちらは、カエルの顔が大きく描かれています。
以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋です。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらは、割T字と書かれた蓋です。
こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは、量水器の蓋です。
量水器の蓋は基本的に掲載していませんが、こちらの蓋はかなり古そうなので掲載しました。
左蓋は上部に市章、右蓋は上部に都留市と書かれています。
こちらの二つの蓋は、都留市の蓋ではないと思いちょっと調べてみました。
左蓋は都留市内で撮った止水栓の蓋、右蓋は東京都青梅市で撮った止水栓です。
同様に、左蓋は都留市内で撮った制水弁の蓋、右蓋は静岡県伊東市で撮った制水弁の蓋です。
いずれも、かなり以前から設置されているように思います。
以上で、その1.都留市のマンホール蓋の整理は終了です。
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