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東京都北区のマンホール蓋

2024-04-15 22:28:54 | マンホール蓋

※2024.04.15更新 桜草をモチーフにしたデザインマンホール蓋1枚を追加しました。
※2024.03.23更新 東京ヴェルディ公式マスコット「リヴェルン」のカラーデザイン蓋、公共基準点蓋2枚、UR都市機構に係わる蓋2枚を追加しました。
※2023.08.21更新 広報キャラクターの「しぶさわくん」のマンホールカードを追加しました。
※2023.04.09更新 東京都北区の「渋沢栄一プロジェクト」広報キャラクターの「しぶさわくん」をデザインしたマンホール蓋、電線共同溝(CCBOX)の蓋、側溝の雨水桝の蓋を各1枚追加しました。
※2022.06.08更新 マンホールカード2種類、梶原商店会に設置されている都電荒川線の電車をデザインした蓋、JIS規格模様の蓋、側溝の雨水桝の蓋、災害用トイレの蓋、防火用水の蓋を追加しました。

北区の経緯は、昭和7年10月1日に東京府北豊島郡岩淵町、王子町、滝野川町が東京市に編入され、岩淵町と王子町は合併して王子区、滝野川町は単独で滝野川区が誕生します。昭和18年に東京府・東京市が都政施行となります。その後、昭和22年3月15日に王子区と滝野川区が合併し北区が誕生し、今日に至っています。

北区は、東京都の北部に位置し、武蔵野台地の崖線が南北に縦貫するため、特徴ある地形、湧水、小河川を有しています。面積は20.61平方キロメートルで、東西に約2.9キロメートル、南北に約9.3キロメートルの細長い形状となっています。

北は荒川を隔てて埼玉県川口市と戸田市、西は板橋区、東は荒川区と隅田川を隔てて足立区、南は文京区と豊島区に隣接しています。令和2年7月1日現在で、人口は35.4万人強、世帯数は19.9万世帯強となっています。

区章は、「北」の字を図案化して、円形に翼形を付し、力強くダイナミックで躍動するわが区の将来を表徴しています。(昭和27年7月1日制定)

区のコミュニケーションマークは、「さくら」 の花びらで 「北区」 のイニシャル 「K」 をデザインしたもので、輪のつながりは 「交通」 のネットワークや、コミュニケーションを表しています。花いっぱいの元気な北区を象徴するマークです。 (平成8年4月3日制定)

区の花は「ツツジ」、区の木は「サクラ」です。(以上は、北区HPより)

北区内は、汚水と雨水を一つの管で流す合流式となっているようです。 
区部の下水道は、10処理区に分けられ下水処理が行われるようです。北区の多くは小台処理区に該当するようですが、三河島処理区と新河岸処理区に該当する区域もあるようです。

小台処理区は、足立区にあるみやぎ水再生センターで処理し、墨田川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。

新河岸処理区は、板橋区に新河岸水再生センターで処理し、新河岸川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却、トイレ用水、緑地への散水などに使用しています。

三河島処理区は、荒川区にある三河島水再生センターで処理し、隅田川に放流しています。また、一部は東尾久浄化センターでろ過し、さらにきれいにして隅田川に放流するほか、三河島水再生センター内の機械の洗浄・冷却などに使用しています。(以上は、東京都下水道局HPより)

北区は、令和5年7月28日に第20弾として3種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.08.21追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
東京北区渋沢栄一プロジェクト広報キャラクター『しぶさわくん』をモチーフにしたマンホール蓋です。 中央には、北区飛鳥山を人生の拠点とした渋沢栄一翁の熱意を受け継ぐ存在として誕生したしぶさわくんが描かれています。 新一万円札の顔・渋沢栄一翁と北区のつながりを伝え、北区を盛り上げるために様々な場面で活躍しています。 また蓋の背景には、江戸時代から桜の名所かつ庶民の娯楽の場として親しまれている飛鳥山の桜をデザインしました。 春のソメイヨシノやサトザクラ、秋の十月桜が楽しめる飛鳥山は北区を代表する名所です。 咲き誇る桜と共に訪れた皆様をお出迎えします!

こちらは、令和3年8月17日に第15弾として配布開始した東京23区版となるマンホールカードです。
 (2022.06.08追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
漫画「のらくろ」シリーズの主人公・のらくろ(本名:野良犬黒吉)をモチーフにしたマンホール蓋です。黒犬・のらくろが軍隊に入り、二等兵から毎年昇進して大尉になる物語。 厳しい境遇にも負けず、自分の生きる道を切り開いていく姿や、ナンセンスな笑いが人気を博し、昭和初期を代表する漫画となりました。 作者の田河水泡は、1929年から1931年まで義兄で文芸評論家の小林秀雄らとともに田端に居住し、この時期に雑誌「少年倶楽部」で「のらくろ」を発表しています。明治から昭和にかけて文士や芸術家が暮らし、集った「田端文士芸術家村」で、のらくろを探してみてください!

こちらは、令和2年3月9日に第12弾として配布開始した東京都特別版となるマンホールカードです。
 (2022.06.08追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
漫画「東京都北区赤羽」の著者で登場人物でもある清野とおるさんご本人をモチーフにしたマンホール蓋です。 清野さんは、自らの体験や取材をもとに赤羽の魅力を漫画で紹介。 赤羽の街は、一躍有名になりました。 また、北区のシティプロモーションポスターにもご本人にご登場いただいています。 清野作品は、個性的でシュールな面がある一方、ほろりとした人情味のあふれるタッチで赤羽の街そのものを象徴するような作風です。 本当に幸せになれるかどうかは分りませんが、是非このマンホール蓋を踏んで(ご本人切望!)ハッピーでラッキーな赤羽を堪能してください💙していますので、

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

以下の蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、北区内に設置されていますのでこちらで整理します。

こちらは、2024年3月に設置された桜草をモチーフにしたマンホール蓋です。
JR埼京線・浮間舟渡駅東口近くに設置されています。
桜草の花言葉は「初恋」「純潔」、こちらの蓋には「初恋」の「♡」が隠されているようなので探してみて下さい。 (2024.04.15追加)
赤羽から浮間橋を渡ったところの一帯は、浮間ヶ原と呼ばれ、桜草の群生地として広く知られていました。
田山花袋の『一日の行楽』、永井荷風の『葛飾土産』にも浮間ヶ原の桜草について言及しており、春の風物詩として多くの人で賑わったそうです。
その後の環境の変化で桜草は激減しましたが、昭和37年に地元の方々によって、保存活動が始まり、今でも毎年4月中旬頃に浮間公園に隣接する浮間ヶ原桜草圃場にて鑑賞することができます。(北区HPより)

こちらは、2023年12月に設置された東京ヴェルディ公式マスコット「リヴェルン」のマンホール蓋です。
設置場所は、西が丘の稲付西山公園脇の歩道です。
(2024.03.23追加)
北区をホームタウンとする日テレ・東京ヴェルディベレーザは、リーグ優勝多数を誇る女子サッカー界の強豪チーム。北区スポーツ大使として、北区を盛り上げています!
グリーンを基調としたマンホール蓋は、ベレーザのチームカラーと味の素フィールド西が丘に広がる芝生を象徴しています。北区・西が丘には、トップアスリートの手形モニュメントが設置された稲付西山公園、味の素ナショナルトレーニングセンター、赤羽スポーツの森公園競技場などがあり、正にスポーツの聖地。マンホール蓋とともに、トップアスリートのまちを散策してみてください!(北区HPより)

こちらは、東京都北区の「渋沢栄一プロジェクト」広報キャラクターの「しぶさわくん」をデザインしたマンホールカードの座標点のマンホール蓋です。
「しぶさわくん」は、渋沢栄一翁の熱意を受け継ぐ存在として、渋沢翁が人生の拠点とした地、北区飛鳥山で誕生したキャラクターです。2024年度の新一万円札発行に向けて、北区を盛り上げるために様々な場面で活動中!咲き誇る桜とともに、飛鳥山へ訪れた皆様をお出迎えします!
 (2023.04.09追加)

こちらは、第12弾のマンホールカードに描かれている蓋で、JR赤羽駅近くの線路ガード下に設置されています。
清野作品は、個性的でシュールな面がある一方、ほろりとした人情味のあふれるタッチで赤羽の街そのものを象徴するような作風です。
本当に幸せになれるかどうかは分かりませんが、是非このマンホール蓋を踏んで(ご本人切望!)、ハッピーでラッキーな赤羽を堪能してください!(北区HPより)
 

こちらは、第15弾のマンホールカードに描かれている蓋で、最寄り駅がJR田端駅となる田端小学校のプール側道路の歩道に設置されています。
作者の田河水泡は、1929年から1931年まで田端に居住し、「のらくろ」を発表。厳しい境遇にも負けず、自分の生きる道を切り開いていく姿は人気を博し、昭和初期を代表する漫画となりました。(北区HPより)
 

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。

こちらは、北区船堀3丁目にある梶原商店会の路上に設置されている都電荒川線をデザインした蓋です。
北区や東京都の章やマークがありませんので梶原商店会が独自で設置している蓋なのかも知れません。
 (2022.06.08追加)

こちらは、中央に北区のコミュニケーションマークが描かれたJIS規格模様の薄茶っぽい色でコーティングされた蓋です。
用途記載がありません。
(2022.06.08追加)

こちらは、側溝の雨水桝の蓋です。
中央の区章が錆で見づらくなっています。
(2022.06.08追加)
こちらは、コンクリート製です。
(2023.04.09追加)

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
埼京線(赤羽線)十条駅の西口ロータリー歩道で撮りました。
一見して東京都の電線共同溝(CCBOX)の蓋と思ったのですが、よく見ると「イチョウの葉」の部分が北区の「コミュニケーションマーク」に置き換わっています。
 (2023.04.09追加)

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
中央に、北区のコミュニケーションマークです。
 (2022.06.08追加)

こちらは、 志茂町公園内に設置されている災害用トイレの蓋です。
 (2022.06.08追加)

こちらは、公共基準点の蓋です。
左蓋は下部が「北区・建設部」、右蓋は「北区」の表記です。
 (2024.03.23追加)
こちらは、国土交通省の公共測量基準点と形状が似ています。
中央には北区のコミュニケーションマーク(右に拡大)、上部は「公共基準点」、下部は「北区」の表記です。
 (2024.03.23追加)

こちらは、昭和7年10月1日に東京府北豊島郡内にあった北区の前身となる王子町の蓋です。
中央のマークは、デフォルメされた「下水」の文字で町章を囲んでいます。
2015年6月に撮りましたが、現在残っているかは未確認です。

最後は、北区内にあるUR都市機構が整備したヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)に設置されているUR都市機構のカラーデザイン蓋と「URまちとくらしのミュージアム」内に展示されている同潤会の鶯谷アパートに設置されていた蓋です。
なお、UR都市機構に関わる蓋は別途整理したいと思っています。
こちらは、UR都市機構のカラーデザイン蓋(関東圏で初お目見え)です。
 (2024.03.23追加)
こちらは、「URまちとくらしのミュージアム」内に展示されている同潤会の鶯谷アパートに設置されていた蓋です。
用途は不明だそうです。
(2024.03.23追加)

以上で、東京都北区のマンホール蓋の整理は終了します。

コメント (1)
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