2度目の「黙阿彌オペラ」感想です。
ネタバレあります。お気をつけてね。
「黙阿彌オペラ」
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:宇野誠一郎
出演:藤原竜也、吉田鋼太郎、北村有起哉、熊谷真美、内田慈ほか
紀伊國屋サザンシアター 8月2日マチネ観劇
写真は劇場で売ってた、五郎蔵の人力車ストラップ。
木札に「俥宿五郎蔵」と書いてあります。
裏側は「黙阿彌オペラ 藤原竜也」
五郎蔵くん人形はくっついてないんだけど・・・
ついつい買ってしまいました。
ついでにトートバッグも。
写真はちょっと間が抜けてる感じだけど、実物はかわいいよ。
俥屋の五郎蔵もいます。
カワイイでしょうって勧めたけど、友だちには却下されちゃいました。
パンフだけで充分、って。
友だちは堅実な奥さまばかり。
私以外は、はい・・・
前回より席が前、センターなのでよく見えました。
かわいいタイトルに屋形船が動いてくのも、オシャレですね。
あのタイトル、井上ひさしさんの字かな。
全体に良くなってました。
熊谷真美さんも前は声が・・・だったけど、今回はちょっと回復。
タイミングとかもばっちりでした。
とらさんとおみつさんの二役も上手いし、
おみつさんが年を取って、とらさんっぽくなるとこなんて、拍手でした。
おせんちゃんが歌う「ハバネラ」
ホントに「三人吉三」の台詞がぴったり。
びっくり~ですね。井上さんが発見したのかな。
「今宵は節分か~」の雰囲気もぴったり。
慈ちゃんの歌もよかったね。
幕間の音楽もちょっとレトロでいい感じ。
ほっこ~りしますね。
吉田鋼太郎さんが新境地開拓で、しかも上手かった。
新七が、政府からオペラを執筆するよう強いられたときの、
「オペラを喜んで観てくれる客は、本当にいるのか、
オペラを楽しみにして待ってる客は、いるのか」
みたいな台詞が、井上さんの言葉だなぁ~と、
じーんとしてしましました。
井上さんはこの芝居には今の時代のことすべてが詰まってる、と言ったそうだけど、
その通りですね。
う~む・・・
竜也くんは銀行の副頭取の衣装が、雑誌「BARFOUT」の石畳で撮ったのにそっくり。
髪の毛もオールバックで白髪入り。
竜也くんって舞台では背を低くしてることが多いけど、
ここの場は、シャッキリと立って、よけいにカッコイイです。
マイツボ・・・でした。
うふ・・・
それにしても、カーテンコールのシーン楽しそう~
お仲間に入れてくださいな~
えへ・・・