ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「ムサシ」NY公演劇評

2010-08-16 | 演劇

「黙阿彌オペラ」も中盤でしょうか。
お暑い中、出演者のみなさま、観客のみなさま、
お疲れさまでございます。

パソコンをのぞいてたら、白石加代子さんのサイトに、
藤原竜也くん主演「ムサシ」NY公演の批評がまとめて載ってました。

7月8日付けのニューヨークタイムズの演劇評原文と日本語訳も。
筆者はBen Brantley記者。
とっても詳しく解説されてます。

竹林が滑り出てくる初めのシーン、よかったと書かれてます。
それに竹がセリフに反応してお辞儀をしたり、ため息をついたりした。
と、なかなか鋭い観察力です。
何度か竹林に風が吹き渡って、きれいで印象的でした。

「日本人にとって武蔵という名前は、アメリカ人にとってワイアット・アープや
 ビリー・ザ・キッドと同じくらい有名である。」
には、ちょっと笑ったけど・・・

肝心のテーマも、
「劇の最後になってようやく『ムサシ』に散りばめられた全ての要素が、
 意味のあるものだったと判明するように創られている。」
はい、ご理解いただいたようです。

感性豊かなブラントリー記者に、拍手です。
テーマはもう一歩くわしく載せてほしかったけど・・・
まぁ、こんなとこかなぁ~

くわしくはこちら→白石加代子の部屋サイト