『1Q84 BOOK3』村上春樹著、やっと読みました。
BOOK1、2よりも、いつもの村上さんっぽくなってました。
村上さん、ホント文章がうまい。
今更なんだ?だけど・・・描写力というか表現力がハンパじゃないです。
最近の流行りの作家に比べるとランク数段ちがうね。
うまいわ~
比喩だって「ヨーグルトの中の大ムカデ」とか。
思わず想像して、ぞぞ~っ。
あ、何の比喩かは忘れちゃったけど・・・ゴメン。
あと、気に行ったのは青豆がタマルに銃を返せないかもしれないってとこで、タマルの返事。
「かまわない。個人的に進呈したものだ。
持っているのが厄介になったら東京湾に捨てればいい。
そのぶん世界はささやかだが非武装に一歩近づく」
このシャレっ気がたまんないのよね~
ヒュ~ヒュ~
青豆さん、1、2巻に続いてカッコイイですね。
死なないでいてくれて、ありがとう~ですよ。
それにしても青豆の相手の天吾くん、魅力ないね。
青豆がどうして彼に惚れたのか全然わかんない。
小学生のときの初恋の相手。
はぁ~?
村上さん、なんか二人のエピソート書き忘れたとか、
書いたはずのファイル、最後に1個付け加えるの忘れたとか・・・じゃないでしょうね。
二人が結ばれるのが宿命だ、運命だ、ってのでしょうか。
え~うそ~
タマルの方がず~っとカッコいいし、ブオトコの牛河でもよっぽど味があるし。
天吾くんが相手役って、不満です、わたし。
なんか納得いきませんよ~
それに問題なのは、このBOOK3だけではゼンゼン完結してないってこと。
リトル・ピープルも謎のままで、まだ活動しそうな気配。
それに、牛河の魂の一部が空気さなぎに変わるって、何?
村上さ~ん、続き期待してますから。
書いてね~