長谷川博己くん、藤原竜也くんと日替わりイケメンネタ。
第3弾は柿澤勇人くん。
柿澤くん出演「スウィーニー・トッド」観てきました。
神奈川初日、東京初日も含めて3回も。
それなのに感想遅くなって、ごめんなさい。
メチャ残酷な話なんだけど、おもしろかったです。
かっき―はもちろんナイスでした。
ネタバレありです。お気を付けてね。
「スウィーニー・トッド」
作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ヒュー・ホィーラー
演出・振付:宮本亜門
美術:松井るみ
衣装:前田文子
出演:市村正親、大竹しのぶ、芳本美代子、柿澤勇人、高畑充希、武田真治ほか
KAAT神奈川芸術劇場 5月5日マチネ(初日)観劇
青山劇場 5月16日ソワレ(初日)29日マチネ観劇
市村さん、大竹さん出演の再々演のミュージカル。
生オーケストラありで、ゼイタク仕様です。
大阪公演もあるし長い間やるのね、と思ってたけど、明日千秋楽です。
公演の後のバックステージツアーや、柿澤くんのトークイベントにも行きましたね。
・・・遠い目。
はは・・・
お話は18世紀末のロンドン。
無実の罪で流刑され、15年後に街にもどったスウィーニー・トッド(市村)。
パイ屋ラヴェット夫人(大竹)の2階に理髪店を構え、復讐に取りかかる。
噂には聞いてたけど、メチャ悲惨な話でした。
死体の山いっぱい。
それをパイにして・・・
具体的にイメージすると、気分悪くなりそうだから、その辺はシャットアウトね。
おまけにソンドハイムの曲も暗くて複雑。
帰り道で口ずさめる曲も「ジョアンナ」のサビくらい。
ソンドハイムさん、きれいな歌を聴かせるとか考えない人かも。
ゴチャゴチャ、多重唱で不協和音系の歌が多かった。
でもね、2度目3度目とだんだん耳になじんで楽しくなってきました。
ソンドハイムって癖になるんだ。
歌舞伎とか日本の話だと、ラストは親子が名乗り合って、
よかったよかった~涙涙、で幕なのに・・・
ソンドハイムさん超辛口。
主要登場人物まで、死んじゃうんだもんね。
アンソニー(柿澤)とジョアンナ(高畑)のカップルは、よかったよ。
若いふたりが、この芝居の唯一の希望。
ひと目ぼれして、のぼせちゃって、というバカップルなんだけど、
恋して一直線モードがまぶしかった。
「ジョアンナ」を歌いあげる柿澤くんがステキでした。
バラードの伸びのある声が、よかった。
サッカーやってただけあって、動きにキレがあってナイス。
ふたりがかわいくて、かわいくて。
子猫か子犬がじゃれあってるみたい。
「キッス・ミー」での上半身脱いで自分からベッドに倒れて、
さぁおいで風のかっき―。
青春真っただ中だったね。
細マッチョのかっきーの身体、チラッと見えましたよ。
うふ・・・
市村さんは貫禄ありましたね。
メイクが死人風で迫力あって、超コワイの。
大竹さんもかわいかった。
恋する女は可愛くなるのよね。
今まで観た役の中で一番キュートかも。
「海辺で」のラヴェット夫人。
トッドとの結婚を夢見て、乙女になってましたね。
なのに、ラストは踊りながらトッドの手で、燃えさかるかまどの中へ。
ちょっと、ひどいんじゃない。
トッドが殺した乞食女(芳本)は、実はトッドの妻。
彼女は死んだと、ラヴェット夫人が嘘を言ってたんです。
でもね。
ファーストシーンで、その乞食女に纏わりつかれて、邪険にしてたのトッドじゃない。
彼女が妻だって気付かなかったのは、トッドだよ。
彼女に小銭を恵んだのは、アンソニーだけ。
ハッピーエンドになるらしいアンソニー。
良いことをすれば自分の身にも、幸運がめぐりめぐって来るのさ。
なんて、甘い解釈はソンドハイムさん好みじゃないかも・・・
もっと何度も観たいけど・・・
「スウィーニー・トッド」ファイナル、明日が東京千秋楽です。
どうしてもという方は、当日券があるらしいので(多分)ゼヒ。
皆さま、お疲れさまでした。
明日まで頑張ってくださいませ。
わたしもガンバッてかけつけるよ。
ふふ・・・
最初の写真は、パンフレット。
この写真は劇場内で異彩を放ってた、柿澤くんのロミオ等身大写真。
サイン入りです。
「ロミオとジュリエット」9月3日~10月5日まで、シアターオーブで公演。
上から写したので、脚が短く見えてますね。
ゴメンね、かっきー。
うふ・・・