余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

いつかたこぶねになる日

2024-02-27 23:28:50 | マイブック(あ)
「いつかたこぶねになる日」
      小津夜景 著

漢詩、
漢字の羅列にまいってしまう。
その漢詩を分かり易く、
なによりも豊かな表現で訳し描いてくれる。
漢詩の読めない私は漢詩というものに触れたことはもちろんない。
杜甫、白居易、徐志摩、夏目漱石、
思いのままにでてきた漢詩を、
パリに在住の俳人である著者のエッセイと共にあじわう。
想像が膨らみ弾け、やがて実となってり創造となる。

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