余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

モーテル

2022-01-01 02:29:19 | 十五の詩
優雅な音楽
流れるほほえみの音階
関節が酔いを促す
滑り落ちる足の先まで
落ちていく咽喉の甘苦さ
二人で奏でたラプソディ は
      無数の白
恋に落ちていく唇の形
押さえられる指達
囲われていく眠りの賛美
照らされるシルエット
揺れるけむりの可笑しさの美しさ
想い続けた音色は
時折見せるかなしみの印

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