余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

この日常

2022-03-27 23:16:15 | 綾取りの塔(短歌)
この日常
見る世界が
寂しく
涙は寄り添い
まなざしをみる
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どうやって

2022-03-27 23:15:12 | レターの膜(短歌)
どうやって
辿りついたか
傘をさし
言葉を見ていた
じっと見ていた
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光まで5分

2022-03-27 22:56:55 | マイブック(さ)
「光まで5分」
      桜木柴乃 著

5分、光まで。
光まで5分。けれど。
暗闇の中で光ははっきりと見える。
見えるけれどその距離はどのくらいだろうか。
近くに見えて歩いて行っても、
近づいているのかは分からない。
そんなひかり。
5分ほどだと思っていた光との距離。
そしてその光の先は何を物語るのだろうか。
誰にでもある光のその先。
その先の私の世界。
北海道から沖縄へ行った女。
桜木柴乃の舞台は北海道だ。
知るからだろう。
沖縄の舞台の北海道。
北と南の島の国。
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湯船

2022-03-27 22:44:04 | 水声の詩
月がでています
窓をあけるのですか
さむくないですか
鏡で映します
頭までかぶるのですか
息が苦しくないですか
想像以上に
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ナミダ

2022-03-27 22:42:06 | 水声の詩
涙は美しくひかっていました
どんなものよりも美しく
瞳を濡らし
頬を濡らし
こぼれおちて
瞳にはまた
ひかりこぼれる涙のわけを
あなたからあふれる涙は
とても美しすぎた
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