下着の捨てどき 2021-11-29 22:34:34 | マイブック(は) 「下着の捨てどき」 平松洋子 著日々を過ごす。エッセイは日々が詰まっている。とてもとても季節を感じる。季節を感じ、季節は過ぎて、季節は巡る。朝焼け、日がでて夕焼け、月がでて。そんな日々のなかの好きやあれこれ。自分とみんなが描くわたしの似顔絵。
鏡の花 2021-11-29 17:59:54 | マイブック(ま) 「鏡の花」 道尾秀介 著対をなしている。パラドックスとは違う。光と闇というはっきりとした線引きではなく、ひとりのなかの二つの世界。名前がそう結びつけるのだろうか。いや姿形も伴って、足を踏み入れる。六章から連なるのはそのためなのだろう。湖面は鏡になる。風や葉の触れるとき、いきものの動くとき、波紋が生まれる。心はなにを語っているのだろう。心はなにを語るのだろう。心は自分を見詰められるのだろうか。心にふれる手前で語れるだろうか。