余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

遠い朝の本たち

2019-10-25 17:40:17 | マイブック(さ)
「遠い朝の本たち」
      須賀敦子 著

本と過去の記憶は結びつく。
結ばれている。
本に読まれる著者は、
僕もおなじく本に読まれる。
朝の日のひかりが周りを包む。
彩っていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うつ病の妻と共に

2019-10-08 17:28:52 | マイブック(ま)
「うつ病の妻と共に」
      御木達哉 著

ノンフィクション。
医師の妻がある日うつ病になる。
妻は喪失と隣り合わせ。
手をつなぎ、映画をみ、旅行をし、
料理をし、お酒をのみ。
全篇をとおして妻へのいとおしさが
切なさをつなぎとめる。

”あとがき”
”それからの美佐子”
” ”
へとつながっていく。
愛するからこそ苦しくなり、
美しい調べを奏でる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする