余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

かしょ

2021-06-07 22:20:27 | 十五の詩
どこが気にいらないというのだろう
好きだったかしょかしょは
きらいになるに十分
でも好きだったかしょで
きらいだけど好きだったり
好きだけどきらいだったり
あいまいだけどはっきりしている
確実で明瞭なかしょ
かしょは僕のかしょであり
他人のかしょではない
どうしてたくさん好きになれないの
どっちかに決めたいけれど
決別なんてできない
僕のかしょ
君はこのかしょ好きですか?
僕はこのかしょが好きであり
嫌いなかしょでもあるのです

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