余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

特有に

2020-09-30 23:52:48 | みじかいとき(短歌)
特有に
小さく囲って
いるように
だれもが思う
声上げることなく
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転がって

2020-09-27 17:54:22 | みじかいとき(短歌)
転がって
いつまでの坂
ぶつかった
スクランブルの
中なのにひとり
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昼の月

2020-09-27 17:42:59 | みじかいとき(短歌)
昼の月
残暑がつづく
光うけ
眩暈の目玉
焦点をとる
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息深く

2020-09-26 23:44:15 | みじかいとき(短歌)
息深く
しっぽを巻いて
旅にでる
あしたの花咲く
お尻をさわる
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眠りから

2020-09-26 21:44:29 | みじかいとき(短歌)
眠りから
目覚めるまでを
お姫さま
キスをするから
涙をとめて
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