余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

痛みには

2024-03-31 01:14:17 | レターの膜(短歌)
痛みには
欠けらが多く
含有し
祈りはさすらい
雨宿りする
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まっすぐな

2024-03-29 00:07:54 | レターの膜(短歌)
まっすぐな
縦の雨に
歌はゆく
雨の音に
いざなわれた敷居
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ひとすじの

2024-03-28 22:35:38 | レターの膜(短歌)
ひとすじの
想いが灯り
延々と
深みにはまる
雨音を見詰め
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月夜の森の梟

2024-03-28 22:35:04 | マイブック(か)
「月夜の森の梟」
      小池真理子 著

かなしみのつまったエッセイ。
自然の音を聞きながら。
自然の光、または闇によって研ぎ澄まされながら。
夫の小説家の藤田宜永の死別から、
すこしの時間が経ってから書きつらねた言葉。
逃れられない病、いなくなった空間の孤独、
共に過ごした出来事があらわれて、
見詰めてしまう空虚な時間。
ながれていく季節。
そして今日、いま、明日を生きること。
朝の真昼の夜のひかりを浴びて。
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こころの処方箋

2024-03-28 22:13:03 | マイブック(か)
「こころの処方箋」
      河合隼雄 著

心理療法家の視点から分かり易い言葉で綴る、
心のあれこれ。
感じたことのあれこれを。
心とはなんだろうか。
体ならわかる、見えるから。
でも見えないものはよく分からなくなる。
心はどこにあるのだろう。
また常識とはを問うていく。
自身にとって当たり前のことの何たるかとはと。
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