余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

絶望の

2020-08-31 23:56:39 | みじかいとき(短歌)
絶望の
景色を彩るひかりは
移りかわる目頭を染め抜く
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手袋を

2020-08-31 23:06:39 | みじかいとき(短歌)
手袋を
はめて握手をする キスはマスクごし
蜘蛛の巣のひかる
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粛々と

2020-08-29 23:27:41 | みじかいとき(短歌)
粛々と
おもいをことばにうたって
元気とタッチ
お返ししあう
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七月

2020-08-29 21:36:02 | バラ色の獣の詩
声麗らかに悩みを誘う
指ひとなでに誓う
痛みと優しさの刺とげは
まねっこをする
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私に入るの?

2020-08-29 21:24:10 | バラ色の獣の詩
私に入るの?
私の思い出には入れない
私の想いにはさわれない

私に入るの?
壊れるのはどっちなの
私の目にうつるのはあなたの目

あなたの目には
私のみ
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