余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

書き続け

2020-11-30 22:31:06 | リンゴのいろ(短歌)
書き続け
気付けば足も
疲れはて
場所は外れて
ただ空の青
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暁の

2020-11-30 22:29:13 | リンゴのいろ(短歌)
暁の
色を手に取り
しる心
手紙の字から
留守をしている
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巧妙に

2020-11-30 22:27:36 | リンゴのいろ(短歌)
巧妙に
意思を配して
をしばなを
しのばせている
てのひらの恋
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ソロモンの歌

2020-11-30 22:03:38 | マイブック(た)
「ソロモンの歌」
      トニ・モリスン 著
        金田眞澄 訳

ミルクマンと呼ばれた男。
黒人という社会の囲い。
鳥のように空を飛べると信じていた幼少時代。
やがて家族のルーツを追い求めて・・・。
ミルクマンの姿はそのたびごとに形を変えるかのようで、
心にそもそもからあったわだかまりが、
そのように見せるのかもしれない。

やっと読み終わった。
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わかって下さい

2020-11-30 12:56:29 | マイブック(は)
「わかって下さい」
      藤田宜永 著

6篇の物語のどれもほほえましさで満ちている。
主人公の男たちはだいたいが60代。
年を経て見てきたものを抱えながら、過ごしている。
そんな男たちにいろいろな形の恋が降る。
年代ごとに感じるであろうものは、変化していく。
姿勢の雰囲気が体を覆って季節を彩る。
あの日の景色に見惚れたように、光景に恋したように。
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