余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

いちばんやさしい短歌

2023-03-22 01:44:03 | マイブック(や~わ)
「いちばんやさしい短歌」
      横山未来子 著

とてもやさしく教えてくれる。
そのゆるやかな言葉の柔らかさが、短歌にも現れるのは当然のこと。
学びは豊かの嵩を増していく。
いちばんやさしい短歌の時間。
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カーテンコール

2023-03-22 01:15:02 | マイブック(か)
「カーテンコール」
      加納朋子 著

おもしろい!ひきこまれてしまう。舞台は大学。
閉校が決まってしまった萌木女学園。
そこに卒業が出来なかった生徒たちが集められて、
寮に入り卒業を目指す。
なにせ閉校になってしまうのだから。
卒業できなかった理由もさまざま。
理由は自身が分かることもあれば、分からなかったことも。
性、病気、依存、将来。
風変わりな角田理事長のもと、自身を見詰め、また見詰め返す。
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たんたんたん

2023-03-22 01:12:38 | レターの膜(短歌)
たんたんたん
この音は
歩く音で
あの時の日々を
なぞった音
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性を知り

2023-03-21 00:30:15 | レターの膜(短歌)
性を知り
全裸をみつめ
わたしはね
ものを知り得て
口笛ふかす
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生きていく絵

2023-03-21 00:28:09 | マイブック(あ)
「生きていく絵」
      荒井祐樹 著

アートとはなんだろうか。
この本は精神を病んだ人たちを通して、アートとは何かを見詰めている。
絵画、彫刻、詩、文学等。
この本では絵を描くことで何を得られるのかということが書かれている。
だがこの問いは、たぶん答えの得ることのないもの、
生きるとはや、死の先にはなどといったことと同じことなのかもしれない。
役にたつものだろうか。なんの役に立つのだろうか。
意味のあるものなのだろうか。何があるのだろうか。
それは二つに分類される見ること、そして描く書くことに。
心動かされて、残り続ける。衝動に突き動かされて、描き書く。
治ることはなくとも癒される。
生きる痛み。生きているつながり。
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