余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

白と黄の

2021-05-31 22:58:18 | リンゴのいろ(短歌)
白と黄の
蝶がじゃれあう
すがたが
散らばったうたを
わたしのもとに
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この想像力は

2021-05-31 22:56:21 | ウイルス時代(短歌)
この想像力は
痛みを知るため
あなたの痛みを
知る
手がかり
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言葉の園のお菓子番

2021-05-31 22:51:57 | マイブック(は)
「言葉の園のお菓子番」
      ほしおさなえ 著

連歌から知る言葉や思い出。
連歌はなにも知らなかった。
俳句に短歌に川柳にといろいろあるが、
連歌は言葉程度しか知らなかった。
言葉を紡いでいく。
集まった人同士で言葉を合わせていく。
57577なのだが
決まりから皆で考えたなかから選ばれた
575に続き、77をそれに続けてを
繰り返していく。
合わせていくのだが決まり事がそれを助け、
どんどん飛躍していく。
自身のみの言葉だけではない魅力。
いろいろな表現がまた思い出を増幅させていく。
本屋に勤めていた一葉。祖母、治子。
たのしかった。

言葉は言葉をつなぎ合わせ、
言葉はこころに寄り添う。
巣食われ、掬われ、救われ。
日本語も英語もおなじく、
言葉から言葉へとつながっている。
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ひとりは

2021-05-29 22:57:56 | ウイルス時代(短歌)
ひとりは怖く
そしてひとりで
踊る
呼吸は溺れ
息が苦しく
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心ほど

2021-05-29 22:54:25 | ウイルス時代(短歌)
心ほど
わからないものは
ないんだ
何層もの
僕らのフィルター
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