言葉の園のお菓子番 2021-05-31 22:51:57 | マイブック(は) 「言葉の園のお菓子番」 ほしおさなえ 著連歌から知る言葉や思い出。連歌はなにも知らなかった。俳句に短歌に川柳にといろいろあるが、連歌は言葉程度しか知らなかった。言葉を紡いでいく。集まった人同士で言葉を合わせていく。57577なのだが決まりから皆で考えたなかから選ばれた575に続き、77をそれに続けてを繰り返していく。合わせていくのだが決まり事がそれを助け、どんどん飛躍していく。自身のみの言葉だけではない魅力。いろいろな表現がまた思い出を増幅させていく。本屋に勤めていた一葉。祖母、治子。たのしかった。言葉は言葉をつなぎ合わせ、言葉はこころに寄り添う。巣食われ、掬われ、救われ。日本語も英語もおなじく、言葉から言葉へとつながっている。