余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

平場の月

2019-09-30 17:22:16 | マイブック(あ)
「平場の月」
      朝倉かすみ 著

青砥(男)と須藤(女)のやりとりが、
つっけんどんな頼りないそんな中の幸せを包む。
言葉のセンスがここちよく。
中学校の同級生がひょんなことから会い、
次第に惹かれるが・・・。
大腸がんが見つかり、
ストーマ、人工肛門をつけることになる。
平場の月はなにを語っているのだろう。
目次もすき。
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私の消滅

2019-09-21 17:18:31 | マイブック(な)
「私の消滅」
      中村文則 著

記憶とはなんだろう。
記憶と人格、。
飲み込まれていく断片に、
寄りかかれるものは別の私か。
ペルソナは偽者ではなく私の分身。

僕は私で。 私は僕で。
口のなかに放り込まれて。
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強運の持ち主

2019-09-18 17:01:46 | マイブック(さ)
「強運の持ち主」
      瀬尾まいこ 著

占い師になったルイーズ吉田。
おかしな変食の恋人、通彦と、
師のジュリエ青柳もまた変食。
占いのさらに深みへとはまっていくのは。
占いの言葉はひきつけてやまない。
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パンツがみえる。

2019-09-17 16:57:37 | マイブック(あ)
「パンツがみえる。」
      井上章一 著

女性の下着の歴史を真剣に
まとめた本。
下着をはかない着物のころの時代から、
現代にいたるまで。
そこに男性のエロさがからまり。
ふとした時 ”パンツが見えると嬉しい”
は右に同じと言わざるを得ないかな。
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如意棒を

2019-09-10 11:24:11 | みじかいとき(短歌)
如意棒を
振りかざすサルは思考し
究極の坂
天真爛漫
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