自転車に乗って

10年続いたブログ「くろうさぎの独り言」、その後に続くブログです。
ロードバイク関連の内容を中心に投稿します。

蜻蛉

2005-09-28 | うさ日誌
秋に入るとトンボは、あまり多くは見かけない。

1匹だけで、日差しを楽しんでいるようだった。
いろいろなトンボを多く見るのは、夏の終わり。
この時期に集団で飛ぶ赤とんぼもここ数年見ていない。



そばの畑、同じ畑の2週間の成長を撮ってみた。



そばの花、のこり2ヶ月弱でそばの実の収穫。


ママチャリでの散歩中また無人店舗を2箇所見つけた。


無人店舗のそばにあったお地蔵さんと休憩中の猫さん。

秋は止まることなく、景色や空の色を変えている。
ことしは秋の変化に、気持ちが追いつけないのはなぜだろう。

彼岸

2005-09-23 | うさ日誌
お彼岸の中日、彼岸花が夏が終わったことを知らせている。


川原の土手に咲く彼岸花。
川原も澄んで秋の水の色、秋川は秋が一番きれい。


少し山際には、彼岸花が群生している。


近くの茶の木には、花が咲いている。
白と黄色のそのコントラストは、なんとも見るものの心をほっとさせてくれる。
茶の実もついている。

秋が始まった。
今年の秋はどんな秋だろう。

祭礼

2005-09-19 | うさ日誌
3ヶ月前からの準備、その祭りが始まった。

9月17日、18日の2日間、地元の神社の祭礼が行われた。

8時に神社集合、準備が始まる。神社内の飾り付けや、祭礼用具を倉庫から出す。





各町内でも、仕度が忙しい。山車を飾り付け、道路脇には花笠灯篭が並ぶ。



17日午後、準備が終わった後に、町内神輿が神社に集まる。
祭り期間中の、安全祈願の御祓いがある。夕方、明日の本祭りを待つ神社神輿。




宵宮、夜がにぎやか、山車の競演。演奏を競い合うことから「競り合い」という。





山車ばかりでなく、町内神輿も夜は元気。露天商も稼ぎ時。






18日、本祭り。

朝の社殿内、海、山の産物が供えられている。御神体を神社から神輿に移すため、
供物が片付けられ、神事用の椅子を用意する。


宮出し。

露払いの榊を先頭に、槍4人、子供神輿-4基、町内神輿-7基、獅子、神社太鼓、神社神輿、
神官5名、神社総代8名、山車2台、簡易山車5台が続く。隊列は600mほど。



榊が出て、隊列が各町内を回る。
その距離約6km。6時間は神社は神様もいないし、人もいない。
この祭りの進行、管理役である「年番」が留守番をする。
宮入まで、祭りの状態はわからない。

祭りの花形は、黄昏時のみこしの宮入り。しかし年番はそれを見ることが出来ない。
祭りを終えるための準備が始まっている。

祭りのあと、摩り減った草鞋。しかし今は足袋が違っている。
神輿では白の地下足袋をつかう。でもエア入りの地下足袋があるとは知らなかった。
さすがにナイキのマークはついてなかった。

白萩

2005-09-13 | うさ日誌
秋の花の象徴、白い萩の花。

この花には和服の女性のイメージを感じる。
小さな花がマスゲームのように集合した状態は好きではないが、
白萩の小さな花は、集合しようといった意志がない。


満開には、まだ早い5分咲きだが、7~8分咲き程度が一番きれい。
この白萩は、350年前にここに咲いていた記録がある。
可憐な花の割には、しぶとく強い植物らしい。



栗が収穫の時期を迎えて、イガが割れ中味が覗いている。
今年は、栗、柿は当りの年、出来が良い。
ただし、甘さにはばらつきが多いように思う。


実の成長に皮の成長が追いつかず、硬い皮が割れている栗もある。
たき火の熱い灰の中で焼いた栗は、とてもおいしい。
栗ご飯も悪くない。


無人販売の店舗にも、栗が加わった。
無人販売のナスやトマトは安くておいしい物が多い。
栗は市場に出てくる物と違って甘さのあたりはずれが大きい。



種まきから、10日ほどのそばの畑。
そばは、芽が出てから75日で収穫できるという。
11月中旬には、そばの実が取れる。新そばはそれからだ。

収穫したばかりの実を挽いた粉を用いたそばは、多くない。
蕎麦の実・そば粉・製品の在庫の関係と、
価格の問題でお店のそばに新そば粉を使用するのは簡単ではないという。

おいしい日本酒をつまみなしで飲みながら、そばが出来上がるのを待ち、
できあがった新そばを、つるっといきたいな。

四手

2005-09-11 | うさ日誌
注連縄(しめなわ)に垂らす、稲妻状の白い紙のこと。

本祭りの1週間前にあたる日曜日。
各町内で、準備が始まる。
山車小屋から山車を引き出し点検、清掃しておく。
町内のみこしは、担ぎ棒を取り付け飾りつけを終える。
神社神輿が通る道筋は、2車線の道路を横断する形で、
八丁注連縄が張られる。


神社では、旗竿がクレーン車を使って立てられ、
花場、御仮屋など祭典用の小屋が建てられた。

準備は3ヶ月前から始まった。
それからの日曜日は、準備のために時間を使わなかった日はない。
それも、この本番1週間前の準備でほぼ終える。


風にはためく八丁注連縄の四手をみながら、長かった準備を振り返る。
後は、1週間後の当日を待つのみ。

鬼灯

2005-09-08 | うさ語録
ホウズキ、種を抜こうとしたがうまくいかず。

ナス科の多年草、同じところに毎年生えてくる。
球状の実から種を抜き去り、口に含んで鳴らして遊ぶ。
女の子の遊びだが、種を抜くのにコツがいる。

中の種が透けて見える程度まで、実を揉んで柔らかくする。
茎の部分を切り離すとき、丸い口の部分が破れるときがある。
中にある細かい糸状の葉脈のような塊を、取るときもポイントだ。
でも、うまく中味が抜けても本当はホウズキをうまく鳴らせないんだな。

疲れているときや、落ち込んでいるとき
何かコツや、細工を要求される作業をしたくなる。
心に背負った重さを、集中することで一時的に忘れたくなるのか、
うまく仕上がった時の小さな達成感でいやされるのか?

今回のホウズキは、茎を取るときに失敗。
ダメなときは、寝て休むに限る。

草鞋

2005-09-04 | うさ語録
30足のわらじ、祭り用です。

祭りの準備を始めてから3ヶ月、今月18日が本番となる。
神社神輿をかつぐ人たちは、すべて白装束、白足袋にワラジでなければならない。
その他、神社の獅子など白装束の人たちは、全てわらじをはく。
この祭りでは、80人に1人2足、160足を用意する。

ワラジを履いて、5km以上を歩くことになる。
今の若い人たちは、当然ワラジの履き方を知らない。
つま先とかかとがわからない(どちらが前かわからない)、
どのように紐を締める、どの環に紐を通すのか戸惑う人などさまざまだ。

昨年、神社神輿の担当だった。
アスファルトの道では、すぐに摩り減り2足では足りない。
ワラジを履いて、神輿をかつぎ終えた足は無残な姿だった。


手先は器用だが、生き方は不器用だと思っている。
2足のワラジを同時に履けるような性格と才能がほいしかなと思う。
実際のワラジは、2足同時には足が4本なければ履くことはできない。
実際の私の性格と能力と同じように不足ばかり...