自転車に乗って

10年続いたブログ「くろうさぎの独り言」、その後に続くブログです。
ロードバイク関連の内容を中心に投稿します。

休日

2005-06-30 | うさ日誌
このごろ、土日にゆっくり休めていない。

3ヶ月先の9月18日に行われる神社の祭礼準備に忙しい。
神社の氏子代表が、祭りの開催、運行を影で支える。
氏子代表は4つのから選出され、雑務全てを取り仕切る。
自治会とはまったく別の祭りのための組織が作られる。

氏子代表は「年番」と呼ばれている。4つの各で年番さんが7~10名ほど選ばれる。
4つの年番のなかで、順番にその責任が決められている。
責任の年番の長を大年番長と呼び、その他のに年番長がひとり選ばれる。

雑務全般なので、40名ほどの年番組織は会社で言うと総務部のような物だ。
大年番長が総務部長、各の年番長3名が総務課長ということになる。
今年その総務課長にあたる年番長になってしまった。



・6月11日(土) 大年番担当の自治会館にて各 年番顔合わせ。
        6月20日までに各の副祭典委員長を選出の要請あり。
・6月12日(日) に戻り副祭典委員長選出根回し。副祭典委員長候補の家に挨拶に行く。
・6月18日(土) 宮司宅にて 年番代表者会議。神主さん、神社総代さん、各の年番長さんが集合。
        今後の日程の決定と、諸役係り(祭典委員)の人選について正式要請あり。
        ---部課長会議に取締役や会長が集合したようなもの。---
・6月19日(日) 所属するの年番会合、祭礼諸役の人選打合せ。
        このからは、神社神輿係り4名、神社獅子係り5名、交通係り4名、神社太鼓1名
        それに子供神輿の責任者、山車の責任者も選出する。
・6月20日(月) 所属するの全体会議開催日の日程確認、調整の件を打合せ。
・6月21日(火) 全体会議開催通知を配布。80軒分。
・6月25日(土) 所属するの年番打合せ。諸役係り(祭典委員)の人選と各家への挨拶(根回し)
        ---各家を回って係りをお願いする、こんなことを100年間以上もやってきたんだな~---
・6月26日(日) 自の自治会館にて全体会議。主催者は私。45名参加。
        祭りの諸係りの割り振りと、各責任者の選出と承認。
        ---前日に根回ししないと決まらないんだなこれが!---
・7月02日(土) 諸役、係りの最終調整と決定。家を回って正確な氏名(漢字)を聞く。
        ---皆さん事情やご都合、メンツやその他たいへんなのです。---
・7月03日(日) 自の祭典委員(諸係り)名簿作成。神社から印刷配布される名簿原稿の一部となる。
        ---名簿で氏名の漢字を間違えたらたいへんなんです、それ私じゃないって---
・7月05日(火) 警察署に挨拶。正副祭典委員長、年番町、交通係長出席。集合 午後2時。 
        ---お役所は平日しかダメみたいです。午後は会社半休予定で~す---
・7月10日(日) 祭典委員名簿提出最終期限(変更不可、最終版のこと)確定。
・7月26日(火) 警察全体説明会。各の子供神輿係長、山車係長、神社神輿係長、
        年番町、神社総代、正副祭典委員長、交通係長出席。これも午後2時から。
        ---また、会社半休だぞ--
・7月31日(日) 全体祭典会議 大年番会館 夜7時。 各の子供神輿係長、山車係長、神社神輿係長、
        年番町、神社総代、正副祭典委員長、交通係長出席。祭りの担当者全員出席の打合せ。

田舎の自然は良いけれど、人間関係には息が抜けない。
6月22日(水)は会社半休して息抜き、都会?にでてお茶してホッとしてました。
シナモンコーヒーを飲みながら、心優しい友人とおしゃべりが楽しい時間でした。

8月もスケジュールは詰まっている。



9月18日 祭礼当日がいちばん暇なのかもしれない。

--写真は昨年の祭礼--

修行

2005-06-25 | うさ語録
まだまだ、修行が足りないらしい。

このブログを見てくれている友人と話していた。
一番好きな写真は、あの風景を撮ったところだとある写真を示してくれた。
一番出来の良いと考えていた写真とは違っていた。
そこで4、5分考えてしまった。

そして、その友人の写真、風景を読み取る才能と鋭さに驚いてしまった。
その写真を撮っていたとき、気持ちの中には懐かしさと、暖かさがあった。
まだ、こんな風景、時間、空間があるのだなという気持ち。
こんな風景を残しておきたいという素直な気持ちでシャッターを押していたように思う。
他の写真を撮るとき、どこかに綺麗に見せよう。うまく撮ろうという気持ちが確実にあった。

ブログの写真、他の撮り溜めた写真をあらためて見直してみた。
確かに綺麗な風景はあるけれど、写真は、素直に撮り手の気持ちを表していると思えた。
友人は、それを読み取っていた。その感性に全てを見透かされているようで恥ずかしかった。
まだまだ修行が足りないようだ。

今、お坊さんの修行をしてみたいと思っている。
世を捨て、仏門に入るわけではない。土日曜に仏門修行をさせれくれるお寺があるらしい。
修験塾があり、全過程を終えれば在家得度、僧籍も取得可能、
さらに修行して阿闍梨...これは無理。


表題の写真。
撮り溜めた写真の中で綺麗にうまく撮ろうといった気持ちはなかった写真だけれど...

巣立

2005-06-19 | うさ語録
電線に、ツバメが3羽とまってた。

このツバメ、まだ尾羽が燕尾になってない。
巣から出たばかりの、若いツバメだ。
とまっている電線の近くを親鳥が飛んでくると、まだ黄色の残るくちばしをを開ける。


巣を出たばかりで、朝から親が運んでくる餌を待っている。
親鳥が近づくとちーちーと、鳴き声をあげ、うるさいくらいだ。
巣から出たあとも、しばらくは、親が面倒を見ている。


レンズを通して表情を観ると、憂いがあったり、不安そうな顔つきに見えてしまう。


鳥の巣立ちはわかりやすい。
われわれ人間が巣立ということは、どこで判断するのだろう。
学校を卒業し、社会に出て生きていくために職業につき、家をでて自活する。
この場合、物理的に家を離れていくことで、わかりやすい人間の巣立ちだろう。

心の巣立ちはいつだろう?
経済的に自立することが、親離れの大きな要素とはなる。
しかし充分自立できるほど、収入のある子供もいる。
子が親離れを意識し、親が同時に子離れを意識したときが巣立ちなのだろうか?
異性を意識し、その人との将来を考え始めたときが、親離れの始めかとも想う。
自分ひとりで、生きて行こうと決断したときも親離れの始めだろう。

確実に親離れを確信したのは、自分の子供が生まれたときだった。
脆弱で、不安定な心を持った青春時代。社会に出ることで少し安定した。
そしてこれから巣立つ子供を持ったときに、やっと巣立てたのかもしれない。

解禁

2005-06-14 | うさばらし
日曜日、鮎の友釣りが解禁日を迎えた。

少し前まで、静かだった川原が竿と人でいっぱいだ。
この川は、鮎の友釣りのため鮎を放流している。
魚道も整備され中には東京湾から遡上した鮎も混じっているらしい。

鮎の友釣りは10年以上前にある事情で止めていた。
ことしは、また始めてみようと思う。10年ぶりの私の鮎釣りの解禁。道具を揃えよう。
この釣りは、道具立てがたいへんなのだ。竿と針と糸だけでは釣る事が出来ない。
鮎一匹を釣るのに、もう一匹、オトリの鮎を糸の先につける。
魚が釣れた状態は、2匹の鮎がいる事になる。

いつもは上から眺めている川の中を歩いてみた。

水は、それほどにごってはいない。川底の石に着いている水苔の状態は良くない。
一度、大きな水が出て、苔を洗い流す必要があるようだ。
鮎は、水苔を食む。そのためかスイカに近い匂いがする。

解禁、いい響きの言葉。
法律などで禁止していたことを解くこと...

禁酒法ではないけれど、お酒は7日間は飲まずに日数を開けている。
7日に一度の自主的解禁日がある。
ワインのボトル1本を空けるのに3日間、飲まずに7日間で月に3本以上は飲まない。
途中に付き合いの酒があれば、そこから1週間は飲まない。
肝臓、コレステロール、胃も正常。BMI=23.1 体脂肪20.9%、体型正常?。
ただ飲むと食べ物がおいしくすぐ体重が増加する。それが怖い。

今日は前回お酒を飲んでから7日過ぎた解禁日。
川原を歩き回り、カロリー消費は充分だろう。
確保してあった大吟醸を飲んでみようか?
やはりそれは鮎の塩焼きが酒の肴になるであろう日を少し待とう。

ちいさなワインセラーから、誕生日に妻からプレゼントされた白ワインを出してきた。



今日も夕焼けがきれい。

問答

2005-06-09 | うさ語録
自分の中のわけのわからない対話。
わけがわからないから、禅問答と呼ぼう。

「そもさん!、外枠がない穴をなんと呼ぶ」
「せっぱ!、枠がなければ穴とは呼ばない、それは自由空間」
一休さんなら、なんとこたえるだろう。

行動範囲に制約を感じていなければ、そこは穴ではない。
そこから出られないことを認識したらそれは穴。出られない障害が穴の外枠。
徒歩、自転車、バイク、自動車、飛行機、ロケット、飛び出せる広い空間。
しかし、経済的な枠=お金の穴にハマル。

行動範囲に制約を感じていなければ、そこは穴ではない。
してはいけないという枠を感じたらそれは穴。出来ない障害が穴の外枠。
しきたり、約束、倫理、法律、憲法、枠を設けなければ社会が成り立たない。
社会という穴のなかで、枠の隙間を探したくなるのは自由への欲求なのか。

不安、恐怖、悲観という穴に落ち込む。
「そもさん!、この穴の枠はなにか?」
「せっぱ....」答えに詰まる。せっぱ詰まる...

ママチャリサイクリングの行動範囲は限られ、穴の中での移動。穴の外枠は自分の体力。
穴の大きさ、行動範囲はそれほど広がらない。
でもズボンのベルトの穴は確実に1個分、内側に移動したぞ。

解説------
禅問答:これも定義があるようです。
    だるまさんのように壁に向かって座禅は、私には無理かも知れません。

無駄

2005-06-06 | うさ日誌
石垣の花を見て、ペダルをこぐ。
週末の日課となってきたママチャリサイクリング。
今日は、川の本流に流れ込む支流に沿う山路を行く。
この付近の石垣は、石積みのみでセメントで固めていない。
大きな石、小さな石を上手に組み合わせ、無駄な隙間がない。
一番上の石には、平らな部分を持ってくるなど、こだわりも見える。

セメントで固めた石垣の脇にセメントで出来た堀がある。
堀の上流には民家はなく、雨水を流す堀だが、湧き水が流れている。
堀の底と、石垣の隙間から湧き水が出ている。
その在ってはいけない無駄な隙間に潜む沢蟹を取っている少年。


東京サンショウウオ。大きさ2cm程度、足が生え始めたところ。
最初は小さなおたまじゃくしにそっくりだが、
このころからサンショウウオの個性が出てくる。ウーパールーパーに似てるかな?


少し登ると、マキの山。火力の強い松を割ったマキのようだ。
エンジン音がするので覗いて見ると、マキ割をしている。
なんと、機械化されている。発動機で油圧ポンプを回し、油圧でマキ割りだ。
松は粘りがあり、人力で斧のみでは、生産性が悪いのだろう。
無駄を省いて、何か失っていないかな?


支流の山路をチャリンコで登るのはツライ。
自転車を降り押して登ることが何度もあった。
しかし帰りは下り坂。登った分だけ下ることができる。
人生、一生荷を背負った上り坂というが、たまには楽な下り坂もほしいかな。

本流に戻っていつもの川の上。瀬の中に2mほどの白い石が見える。
この石、どんな大水が出ても、位置は変わらない。岩盤から生えている石だ。
この瀬の付近を地元の人たちは白石(シロイシ)と呼んでいる。
川の淵には名前がほとんど付いている。瀬に名前がついているのは珍しい。
この瀬は、鮎の友釣り解禁となったときに、絶好のポイントとしても知られている。


サンショウウオに足を見つけたので、蛇にも足をつけてみよう。
蛇足 なすの花。


親の小言と、なすびの花は千にひとつの....

燃焼

2005-06-02 | うさ日誌
運動不足解消とストレス解消を同時にしよう。

お腹についた脂肪を燃焼させるのに、少し前はジョキングをしてた。
しかし、膝が体重に持ちこたえられず痛みが出る。
歩くことに変えたが、楽しくない。坂道を登り、下りも歩かなければ進まない。

チャリンコ、これが良かった。
サボリの性格に合っている。登り坂をすぎれば下り坂、こぐ必要がない。
少し休憩が出来て、前には進んでいる。
カロリー消費も歩くことと変わらない。周りをじっくり見ながら遠くに行ける。

自転車で20分、自宅からは互いに逆方向だが、造り酒屋が2軒。
2軒とも杉玉はすでに茶色に変色してる。
12月ごろの新酒よりいまがおいしいとか聞いたのは、山を越えた造り酒屋に勤める後輩だったかな?
2軒とも大吟醸が品評会で金賞を獲ったらしい。自転車なら試飲も可能!


いつもの川原を橋の上から眺めて、気持ちよい風にあたる。
ここから急速に川原は開けて、山が見渡せる。だが山の上は都会にエネルギーを送る鉄塔ばかり。


心配していた竹も、雨が降れば元気がでる。
黄色に変色していた孟宗竹の竹薮も新しい竹が空に向かっている。


川原の土手のくるみも実が大きくなってきた。


新じゃがが売られていた。自動車がほとんど通らない旧道の道沿い。
すぐそばで、おじいさんがジャガイモを掘って、ビニール袋に詰めているのだ間違いない。


大吟醸と新じゃがで作った肉じゃがで晩酌かな。
カロリーを燃焼しても、すぐに燃料を供給しているような気がする。