玄倉川の岸辺

悪行に報いがあるとは限りませんが、愚行の報いから逃れるのは難しいようです

日本の中心でアイを叫んだ民主党CM

2005年09月07日 | 政治・外交
国民新党と新党日本のCMがなかなか見られなくて残念に思っていたら、民主党がまたステキなCMを作ってくれた。

民主党の新CM「みんなを幸せにしたい篇」

「男も」「女も」「子供も」「大人も」
「都会の人も」「田舎の人も」「若者も」「年寄りも」「日本人も」「外国人も」
「フリーターも」「正社員も」「両親そろう子も」「シングルマザーの子も」

「みんなが幸せになればいい」

「自分だけ幸せになる」「誰かを不幸にしたまま」
「そんな幸せは」「長く続かない」
「なぜなら私たちは」「関係し合うからだ」
怨念が蓄積されれば」「いずれ暴力として噴き出す」
暴力が溢れる社会を」「自分だけが幸せに生きられるのか」
「幸せな者は不幸な者より」「他人に好意を示せるだろう」
「他人の好意を当てにせず」「自分だけで幸せに生きられるのか」
「他人の幸せと不幸は」「いつか自分に跳ね返る」
「他人が不幸で」「自分だけが幸せ」
「そんな幸せは」「長く続かない」

「みんなを幸せにしたい」


「民主党」




あまりにも変なのでつい文字起こししてしまった。
10年遅れのエヴァ最終回風味。
30秒のあいだに画像と文字を詰め込みすぎ、見ていて頭がクラクラする。
「怨念」「暴力」なんて文字は視聴者を引かせてしまうと思うが。
音楽も妙に不安を感じさせる。
こういうCMが今どきの有権者のハートをゲットするクールなソリューションなのだろうか。
わからん、私には彼らのセンスが理解できない。

とっても変な民主党新CMではあるが、これまでの「日本を、あきらめない篇」よりは出来がいいというのもすごい。少なくとも画面に出てくる文字の意味は理解できるし。これまでの真っ白CMだと岡田さんの叫び声の怖さばかりが気になって何を訴えてるのか全然わからなかった。

民主党が勝つか負けるか、どちらに転ぶかまだわからないが「CMの出来の悪さのせいで比例区を10議席損した」ことを私はすでに確信している。
なんでこんなに変なCMばかり作ってしまうのか、本当に不思議でならない。

花火は終了しました

2005年09月07日 | 日々思うことなど
私の住む地方では夜風が冷たく感じられるようになったので、花火のテンプレートは終了。
選挙の結果が劇的なものになったら一日だけ復活させるかも。
一口に劇的な結果と言っても2種類考えられるが、「民主党単独過半数」よりも「自民党大勝」の可能性のほうが現時点では高い。「民主党単独過半数」の可能性が10%、「自民党大勝」は30%くらいか?(根拠なしの単なる勘です)

私の予想は、「花火を上げるようなことにはならない」というもの。
有権者の「バランス感覚」が働いて、地味な結末に終わりそうな気がする。
「大山鳴動して鼠一匹」なんてのは詰まらないからあまり見たくないけれど。