焼岳を登る ８月中旬

　入山日は良い天気だったが、翌日の登山日は山には雲が掛かっていた。


　バスからの焼岳
上高地には沢渡でバスに乗換えて入る。上高地に近づくと日本百名山の一つ、焼岳が見えた。


　橋
崖の横断には橋とロープが架けられ安全に通してくれる。


　焼岳の山肌
上部はガスの中だった。


　ホツツジ


　リンドウとアキノキリンソウ


　焼岳小屋
稜線に辿り着いて一休み。


　ダイモンジソウ
小屋前の大岩の割れ目に根を張って生きている。


　オミナエシ


　稜線でコケの群落
この辺りは強風と火山ガスで植物には過酷な環境だ。


　イワオトギリ
環境が厳しいので小さ目だ。


　コルでガスが途切れた


　頂上直下の火山ガス噴出孔
硫黄が固まっている。


　焼岳頂上
残念ながらアルプスの大景観はお預けだった。


　ハシゴの道
帰りは来た道を戻る。岩場には数か所でハシゴが架けられ、これが最も急で長い。カナダから来た青年がガンガン登って行った。


　大正池
かなり下ってくると前方にお出迎え。雲の下なので晴れ間もみえる。

　夏休みの平日だが、ガスの中を結構な数の登山者が頂上へ向かう。道は整備されているが、上部は急な砂礫で歩きにくい。夏の花から秋の花へ移ってきているようだ。