栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

酒も女もイモは嫌い。

2006-12-14 15:32:58 | 雑感
 寒くなると鍋料理が外でも家庭でも恋しくなる。
そして鍋にはなぜか日本酒。
焼酎もいいけどやはり日本酒が欲しくなる。
冬に燗をした日本酒を頂くのは本当においしい。
といいながら、私は最近外ではほとんど日本酒を飲まない。

 以前は日本酒党を自認していたが、もう5、6年前から「隠れ日本酒党」に変わった。
理由はいくつかあるが、居酒屋あたりで日本酒を頼むと冷やしたのしか持って来ないからだ。
ビールではないのだから、何でもかんでも冷やすなと言いたい。
持ってきた純米酒を「ぬる燗にしてくれ」というと「これは冷やして呑むんですから」という。
それなら燗酒、と言えば、今度は本醸造の大衆酒を持ってくる。

 ことほど左様に最近は日本酒のことをよく知らない人間が増えてきた。
一緒に呑む相手にしてからがそうだ。
日本酒は辛口がおいしい、と思い込み、バカの一つ覚えのように「辛口」と言う。
早い話がおいしい日本酒をおいしく呑めないのだ。
しかも、そこそこの値段で。
この、そこそこの値段というところが重要だ。
 だから、外では焼酎を呑むことにしている。
焼酎なら無難だ。
お湯割りか、水割りか、ロックだ。
関東方面では梅干しを入れて飲むのが流行ったそうだが、あれは邪道だ。
種類もイモ、麦、米といった材料による区別が中心だ。
以前、バーボンウィスキーを真似てトウモロコシを原料にした焼酎もあったが、最近は姿をほとんど見なない。

 ところで、最近ブームのイモ焼酎はずっと好きになれなかったし、いまでもほとんど飲まない。
20年以上も昔に飲んだイモの強烈な臭いと味の印象が残っていて、イモだけはいまもダメだ。
 ところが、この1、2か月イモを毎晩のように飲んでいる。
といっても自分で買って飲むわけではなく、もらい物だから飲んでいるのだが。
 飲んで分かったが、昔に比べて随分イモ臭さがなくなっている。
昔から、美人は3日で飽きるが、ブスには3日で馴れる、といわれるが本当だ。
いつの間にかイモにも馴らされている。
まあ、それはさておき、ここまでイモ臭さがなくなると女性でも好んで飲むのがよく分かる。
それとも同類相哀れむで、イモ同士仲良くしているのか。

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