波佐見の狆

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獣医大行ってきました

2008-09-30 20:20:16 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

6時20分ころ家を出て、9時すぎに大学に到着し(常磐自動車道~外環はスイスイだったのですが、都内に入ってからがかなりの渋滞で、ぎりぎりでした)、9:30から診察・検査に入って1:30までかかり、夕方戻りました。あいだに昼休みを挟んだわけではなく、ぶっつづけで4時間もかかったのです。

それで、結論からいえば・・・・・MRIや手術など踏み込んだ検査・治療は不可能。今の小康状態をなんとか維持して少しでも楽に暮らさせてあげるよう、気を配ってあげたほうがよいのでは、とのことでした。

まず、詳しい問診があり、特に足のことを詳しく話しました。いくつか検査をするので、1時間ほど預かりますと言われ、待合室で待つことに。

ところが、ほどなくして先生が来て「呼吸があまりに荒く、ちょっと横にすると、ヒィーーー!ゲーーッ!となってなかなか検査が進まないので、酸素をかがせながら慎重にやりますから、2時間はどかかります」やっぱりなあ・・・レントゲンのときの苦しがりようから、大丈夫かなあと思っていたのですが、予想以上に大変そうです。

今日の担当は整形外科専門の先生だったのですが、循環器の先生なども来て出来るだけ診るというので、そのまま待つことにしました。

そして2時間後に呼ばれて言われたのが・・・足は、確かに股関節形成不全で脱臼している。併せて簡単な神経学的検査もしたが、両足の姿勢反応(正常な立位や歩行を維持できるかどうかの複雑な反応をみるテスト)がきわめて悪い。それ以外にも胸椎の異常やヘルニアの可能性も考えなければならず、ふらつきの原因はさらに突っ込んだ検査をしなければ特定できない。つまり、麻酔をかけてのMRIやCTなど。

ところが、こんなにすぐ呼吸が苦しくなりチアノーゼになる状態では、そういう突っ込んだ検査をすること自体に不安がある。なので、まずは、呼吸系の検査をしてその結果をみなければならない。私もぱぱも、慣れないシチュエーションなので緊張して怖がっているだけでは、、とも言ったのですが、いや初めてのわんちゃんでもこんなに苦しがる子はいない、これは異常だ、というのです。

それで、引き続きその呼吸器系の検査になりました(検査時間は、20分程度)。その結果、気管は、狭窄などの異常は認められないので、喉に問題があると考えられる。それをさらに調べるため、もうひとつ、喉の動きを観察する検査が必要だが、それはこの子には負担が大きく、リスクが高い・・・

ともかく、胸椎や股関節の手術以前に、その下調べとしての検査に耐えることが困難な体なので、無理しない方がいいという意味のようでした。それだけのことがわかるのに、4時間も苦しい思いをさせたとえいばそうなのですが、それだけきわめて慎重に扱ってくれたということだと思います。結局先生3人がかり(それに加えて研修医の先生も)であれこれやってくれて、説明も丁寧でした。

私にはちょっと意外な方向になってしまったので、まだよく理解できていないところがあるのですが、明日またこちら(地元)の先生のところへ行くので、今日の検査のデータについていまいちど説明してもらい、頭の中を整理しなければならないようです。

もう少し書きたいこともあるのですが、さすがに疲れました~。金曜納期の仕事もあるので、今日は早めに休もうと思います。

 つかれたもん・・

みなさん、今日は我が子のことのように心配してくださっていたと思います、とりあえず、今すぐ手術しないと大変だ!というほどの深刻な事態ではなかったのも、皆さんのお祈りのおかげだと思います。

エリーユキママさんの詳しいレポートのおかげで、大学の建物が見えてから、どこから入っていけばいいのかもすぐわかって、遅刻せずに済んだので、本当に助かりました。