まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

品性と心根

2014年06月19日 | 日記

野良ちゃんに声をかけたら
いつもは無視して通り過ぎるのに珍しく立ち止まってくれました。
よほど機嫌がいいのかも知れません。

でも、明らかに警戒感ムキ出しです。
懸命に「猫なで声」を出してみても身構えたままです。
顔が強面のせいか、私はどうも猫にも人にも警戒されるタイプのようです。
本人は至ってフレンドリーな人間のつもりなのですが
身体もデカイせいか威圧感を感じる人が多く、なかなか友達が出来ません。
もっとダイエットに励まねば・・・(泣)

合歓の木がさやさやと風にそよいでいます。

夏木立の下では女学生の屈託のない笑い声。
今どき「女学生」は古いなあ・・・

田植えが終わった公園の田圃では早苗がスクスクと成長中。
この光景を見ると、いつもフクシマを思います。
放射性セシウムに汚染された福島県内の田畑の多くが「耕作放棄地」です。
これが再び「耕作地」に戻ることが本当にあるのか・・・
そう言えばあの男がまた発言していますね。

石原伸晃環境大臣。
除染作業で出た汚染物質の中間貯蔵施設の建設をめぐって

   「最後は金目でしょ」

などと発言して周囲をあ然とさせました。
以前からこの男の「品性下劣」さには呆れること再三でしたが
もともと軽薄短小タイプですから政治家の本音がついポロリだったのでしょう。
慌てて謝罪と言い訳に追われたようですが笑止です。
たまたま昨日も都議会で質問に立った女性議員に対して
議員席から「早く結婚しろ」「子供もないくせに」というヤジが飛んだとか。

政治家の発言がドンドン軽くなっています。
品性の欠片もない言動がドンドン増えているような気がします。
昔、民主党政権時代の経産大臣が福島を視察した後
「放射能つけちゃうぞ」などと口を滑らして大騒ぎになりましたが
ホント、絶望的な気持ちになりますね。
政治家の劣化がとまりません。

ホタルブクロの花が咲いています。
そういえば各地の野山でホタルが飛ぶ季節ですねえ。

結局、大切なのは人間の品性や心根だと思うんですね。
どれだけ着飾ったり、キレイ事を言ってみても
これだけは誤魔化しようがありません。
品性や心根の卑しい人間が増えていると思います、
そういった意味でも日本から「本当の大人」がいなくなったと思います。

もちろん自分のことは棚にあげて・・・ですが。(笑)


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