くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

NHK「おひさま」: 主人公陽子は教師失格、なぜならば

2011年07月03日 | Weblog
頭がある過ぎるからである。

頭が悪いというか、より正確にいえば、ぜんぜん自分の頭で考えようとしていない。

ん?、ということはやはり頭が悪いのか?


戦時中は、若干の精神的な苦痛も感じつつも、基本的に「お国」の方針や戦争の意義に疑問を持っていなかったはずである。

つまり、ほぼ基本的に与えられた発想、価値観をそのまま受け入れ、それに拠って生徒を教えてきたのである。

ところが終戦になるやいなや、今度は「今までが間違っていた」をする「勝者」の言い分にそのまま乗っかり、自分たちのしてきたことが「間違っていた」と苦悩しつつも、教壇に立ち続ける。これまた、そもそもが自分なりに考えた結論というのではないのだ。

戦前・戦中は「お上」の言うをそのまま、そして戦後は連合軍・GHQの言うをそのままに・・。


まあ節操のない尻軽女、明らかに教師よりもあちらの商売の方が向いていそうだ。おそらく知能的にもそちらの方が丁度いいのではないのか。それによくまあ戦時中貞節を貫き通せたものである。宮崎あおいの主演したドラマのような不貞まがいの行為もなく・・・。


いや、というよりこういう間抜けな人物しか描けない脚本家がアレなんだろうなあ・・・。

でも、もしこれが当時の一般的な現実だったとしたら、まあ今の日本のダメさ加減は既に当時に根ざしていたというべきだろうなあ・・。終戦をはさんで何の疑問も持たずに、「今までが間違っていた」なんて本当に皆思ったんだろうか? その前に「負けてくやしい。なんで負けたんだ!」ということにはならなかったのだろうか。GHQがどうのこう言っても「本当か?」と疑問に思わなかったのだろうか。そう思う余裕もないほどに敗戦に打ちひしがれた?

まあでも、戦争反対!の平和主義者みたいな主人公の描き方でないだけ、昔のドラマよりはましということなのかな?



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