くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

馬英九台湾新総統の訪日!?

2008年03月24日 | Weblog
そんなのあるわけねえ!

この人、そんなことが台湾よりもむしろ日本にとって実現不可能なことくらい先刻ご承知で言っているに違いない。対日関係重視のリップサービスどころか、完全にこちらの足元を見ているか、バカにしているかでしかあるまい。所詮は外省人の反日DNAを持った人物に過ぎない。かりに本気で訪日を考えているとすれば、世評通り、マスクのわりにはおつむは足りない人なのかもしれない。

馬政権誕生は既に以前から大方の予想するところであったはずだ。謝長廷との支持率の差があまりにも歴然としていて、よほどのことがない限り逆転はそもそも不可能だった。識者の予測の中には投票間際になっても謝氏当選というのもあったが、「そうであって欲しい」という思いから物事を予見するという愚の典型である。

馬政権下での対日関係、大きな変化は起こるまい。対米重視である以上、安保的な点から対日関係を劇的に変転させるようなことはあるまい。経済的にも日台関係がこじれ複雑化して良いということには当分なるまい。台湾経済にとって日本とは、中国を取るから捨てても良いという存在ではない、今のところは。馬政権の誕生は、台湾民衆の対日観が変化した結果でもない。

ただ微妙な変化は起きるかもしれないと覚悟すべきであるし、場合によっては、何か大きな変化が、しかも日本にとっては良くない意味での変化が日台関係に生じているかのような印象を受けるような事象に出くわすかも知れない。マスコミが騒げば尚更だ。

特に、領土問題、歴史認識問題などは要注意かと思う。この問題、特に日中関係に関する歴史問題をめぐる台湾人の態度は、鵺のようになる。

加えて、台湾人は利聡い。歴史のなせるわざなのか、それとも大陸のDNAのせいなのかはいざ知らず、なかなかに功利的に行動する。

さて、一方の日本は馬政権誕生をもって対台関係をどう舵取りしていくのか? 今の福田政権にもとより「舵」などない? そういえば、そうだった・・・。
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