くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

やはり民主党は支持できない 2: 石破防衛大臣辞任要求

2008年02月22日 | Weblog
衝突事故発生時からの石破防衛相の対応に問題が無いとは決して言わない。下僚批判めいたことを言ってみたり、愚痴っぽいことを言ってみたりと、対応がまずい。
メディアとそれを通しての国民の目を前にした”パフォーマンス”がなっていない。

よもや20年前の二の舞いにはなるまいとは思ったが、その結果、野党から辞任要求に言及する声が出てきた。民主党の鳩山氏にいたっては、場合によっては問責とまで言っている。

しかしながら、私は福田総理の言う通りだと思う。いまだ事件の真相、全貌も明らかならず、行方不明者の捜索も続く中、現時点で大臣の辞任をとやかくするのはいかがなものか。行方不明者の親族の一人もそう言っていた。

同じく行方不明者の親族の声だったと思うが、事件を政争の具にすべきではあるまい。少なくとも、現時点でそうあってはなるまい。野党は与党追求の具とする暇があるのなら、国会は道路特定財源問題に傾注すべきであるし、政府・与党に事件の全容解明と行方不明者捜索に力を注ぐことを促すべきだ。いまだ行方不明者の生死も定かならぬ状況下で、人の命に関わる問題を政争の俎上に上げるような行為は、恥じるべきことであるとさえ思う。

果たして、現時点での野党の石破大臣辞任要求が、どこまで国民の支持を得られるだろうか、個人的には疑問視せざるを得ない。行方不明者の親族の声がそれを代弁しているのではあるまいか。メディアも現時点でも大臣辞任にはそれほど積極的には乗ってくるまい。

野党は、そして民主党はそれに気付かぬか。そうだとすれば、これは民主国家において致命的な政治センスの欠如といわざるを得ない。全体的に見た民主党の政治センスの無さは、昨今の国会運営ばかりではなく、過去の”失態”にも明らかである。そうしたセンスを欠いた政党に政権を担わせることほど、国家、国民にとって危ういものはない。だから、民主党がだめなのだ。
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