くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

北川智子批判 その2: 自説Lady Samuraiの自己批判以外に、今後の展望はない

2012年07月30日 | Weblog
まあ、ささいなあことですが、元寇の講義の際に、モンゴルの音楽?

元朝は蒙古人の建てた王朝なので、悪いとはいいませんが、元が日本に対して取った姿勢は、それがすべからくモンゴル式ないしは独自の統治方式、対外姿勢をとろうとしたわけではないという証左なんですけど。たとえば、大都故宮の構造なんかが示しているように、中華王朝としての側面をフビライは否定していません。そして、彼の対日姿勢もある意味、実に中華王朝的だったあわけで・・・。

そこをちゃんと説明せずに、モンゴル音楽だけ聞かせてしまうと、元寇ってのが、蒙古対日本っていうだけの図式になってしまいますね。それは対外関係としての元寇の位置付けとしてはまずい。教え方としても、理解の仕方としても。

他の記述でも、彼女の日本史理解の「危うさ」を感じてしまう点がいくつかありました。

やはり、修士からPh.D.取得まで、いくらなんでも早すぎます。それまでに日本史研究の素養を培ってきたとしても早すぎますので、そうではない彼女の場合は・・。
いくら頑張っても、一日24時間。短期間でできることとできないことがあります。まあ、そもそも日本史研究への目覚め方がちょっと拙いといううか、それ自体首をひねってしまう部分があるという点、そしてその点をこれまで修正せずにきてしまったという点で、最初の方でボタンのかけ違いがああったと思います。しかも、そのままに学位とってしまっては、なかなか軌道修正できないですねえ・・。

「若い」なあとも感じます。ハーバード大の某教授を実名で事実上批判していますが、あえて名前をさらす必要はなかったですね。それから、成功経験の裏には試行錯誤があったはずですが、それがなかったのか、それとも、あってもあえてオミットひてしまったあのか・・。その結果、彼女の成功談はとても薄っぺらに感じるというか、今後に向けての危うさを感じてしまいます。

挫折がなかったあのであれば、できるだけ早く挫折を味わっておいた方が良いと思います。風雪人を磨く、です。

彼女が今後日本史研究者としてやっていくためにも、挫折が必要ですし、そのためにはLady Samuraiを自己批判的に再検証し、あえて公然と自己批判する必要があると思います。厳しい言い方ですが、自ら挫折の機会をつくるべきです。Lady Samuraiの看板を掲げ続けては、早晩、学界からは相手にされなくなります。アメリカの日本史学会の殻に閉じこもって生きていく? それでも、どうなんでしょう。厳しいと思いますよ、今後は。

それに学界に国境を設けることは、彼女の本意ではないと思うのですが。そうであればなおさらのこと、Lady Samuraiに対してあえて批判的自己再検証をおこなうべきです。



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ロンドン五輪柔道: 某国選手のキタナサ

2012年07月30日 | Weblog
私も少しばかり柔剣道はかじっているので、ずぶの素人よりはわかると自負しているのだが、それにしても、某国の選手、

あいかわらず、

汚い柔道するものですね。

何も某国の選手だけがとは言いません。日本人でもきわどいことする(した)有名選手、男女問わずいました。誰とは、微妙なことになるので、あえて言いませんが。

ただ、某国はある意味「札付き」。

昔からやるんです。

そういう民族なんだよなあ・・・としか言いようがないです。



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