民主党による「数の横暴」

かつて民主党は、自民党の国会での行動をそう批難した。

しかしながら、今自らが巨大与党となった民主党は、かつて自分たちが自民党に向けて批判を行為を繰り返そうとしようとしている気配がある。

しかも、明らかに意図的に。

夫婦別姓、外国人地方参政権問題。

国民的議論が尽くされたとはとても言えない。世論的コンセンサスが形成されているとも言えない。

後者に関しては、最高裁判決に矛盾する恐れもある。

なのに、実現しようとしている奴らなのだ。

ところが、マスコミは甘い。

自民党議員の身の下スキャンダルは、鴻池氏のケースを見ればわかるいようにあれだけ叩いておきながら、鳩山夫婦のケースは一部週刊誌が触れたのみ。一参議院議員と首相では、どちらの方が問題として大きいか言うまでもないと思うのだが。

産経だったが指摘していたが、麻生前首相のホテルバー通いをさんざん叩いておいて、鳩山夫人のファッションショーは実に肯定的ではないか。

甘いというよりも、マスコミは民主とグルじゃないのか、とすら思えてくる。

実にいやな世の中になったものである。

しかし、因果応報、自民が今自らの業の末に苦しんでいるように、近い将来、民主も同じ苦しみを味わう。そして、自民を長らく政権に座らせ民主を新たに政権につけた我々国民もいずれ報いを受ける、しかも手ひどく。今はまだ序の口。本当の苦しみはこれからだ。