くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

最近の犬のほえ方

2007年06月19日 | Weblog
最近の犬はワン!ではなく格差!と吠えるそうな。もっとも、犬といってもすべての犬種ではなく、負け犬という犬種に限っての話ではあるが。

萬犬虚に吠える、とは言うまい。格差はある。ただし、昔から。格差の程度に変化はあるかもしれぬが、それを一概に以上な状況であるとか、是正されるべき状況かと言うと、そうとは思わない。

大概、格差是正!などと叫ぶか、またはそれに呼応するのは、所謂負け犬という連中か、あるいはこの負け犬どもに付け入ろうとする輩だ。

この負け犬という犬、実に始末が悪い。愛玩犬には使えない。どうにもこうにも見目が悪く、かわいげなぞこれっぽっちもない。しかも、犬のくせに人権が保障されてしまっている。社会経済的にも決して生産的な生き物ではないのだが、おいそれと保健所送りにするわけにもいかない。

この人権を持つ犬に付け入ろうとするやつらはもっと始末が悪い。つけいるどころか、炊きつけようとすらしている。例えばその好例が選挙で自党の候補者に「格差ゼロ社会!」などと言わせてる前回で触れた政党だ。

この際党名を隠すこともあるまい。民主党だ。

あの政党、本気で格差ゼロなどと言っているのか? まさか本気や正気ではあるまい。相手が正気でないのなら、こちらもつくり阿呆で言わせてもらおう、「国会議員の給与を勤労者の平均水準にまでカットしろ!」と。さもなくば、格差ゼロどころか、格差ゼロと主張する党が、格差の上にあぐらをかくことになる。これほどの恥知らずな矛盾と開き直りはない。

できもせぬこと、ありえぬことを平気で有権者に向かって訴えるこの政党、胡散臭いにもほどがある。臭くて臭くてたまらない。腐臭がする!

民主党のいまですら青色吐息の息の根を、今こそ止めを刺して止めてやろうではないか。それが党に所属する一部有為ま議員たちのためでもあり、しいては政界、そして我が国のためにもなる。

有権者の関心をひくために平気で実現不可能なあるいは誤解を生むような虚言を高らかに叫ぶ政党などを支持するはヒトとしての名折れだ。

もっとも、選挙権を持つ上述の犬どもはそんなことには頓着せず、「格差ゼロ」の羊頭狗肉にただよだれをたらして尻尾を振るのであろうが・・。
コメント (3)
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世論と民主政治

2007年06月19日 | Weblog
安倍政権の支持率がジリ貧でかろうじて30%を維持。それに対して不支持は過半数を超えた、との世論調査。

主因はやはり年金問題なのか?

しかし解せない。今回の問題はそもそも安倍政権による不手際ではないはずだ。もっとも、年金問題の他にも「なんとか還元水」の名言を残し自ら世を去った農水相の問題等もあったことも影響しているのだろうが、なぜ年金問題が、安倍政権の支持率を左右せねばならぬのか?

ここに世論調査というものが映し出す世論の危うさというものを感じざるを得ない。

世論調査の仕方自体も検証されねばならない。なかには誘導尋問的な設問もある。

ただ、それはあえてさておき、調査の結果のみに着目するなら、そして上述のように年金問題が安倍政権への支持率<不支持率の主要原因だとすれば、それは我が国の民主主義の危うさを示すものではないのだろうか。

現在の支持率がそのまま来月の参院選に反映されたとしよう。自民党は惨敗だ、個人的に惨敗は無いといまだに思っているが。かりに惨敗となれば、「格差ゼロ社会!」などと言っている政党が勝者となるは間違いあるまい。

どこの政党だって? 代々木ではない。まるで宗旨替えしたようなスローガンだ。 「格差ゼロ」などそれこそ自由主義の否定だ。まさかその党自体も本気で「ゼロ」実現などとは思っていまい。つまり虚言で有権者を釣ろうという魂胆だ。有権者もまさかそのような政党に一票を投ずることはあるまい・・・?
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