北京政府、静かですね。
まあ、当然の対応と言えばそれまで。向こうは決して馬鹿ではない。
それくらいの計算はできるはずだ。もっとも、国内世論というものを意識せずばなりまいし、胡錦涛政権も中共内部の権力構造にも配慮せねばなるまいが、過剰に反応すれば、かえって、日本からの反発を招き、対日関係に影響を与えかねる。さしずめ所謂「微笑外交」に損になることはすまい、というのが算段だろう。
もっとも、この「微笑外交」、対日戦略ではなく戦術にしか過ぎない。戦略は微動だにしていない。このような小手先の戦術変化に、それこそ過剰反応は禁物だ、わ我々日本人。基本は何も変わっちゃいない、この認識が大事。そして、おそらく今後も変わらないだろう。その不変の戦略のためには、戦術は変わるかもしれない。例えば、再来年米国に新政権が誕生する。新政権のいかんによっては、「微笑」を容易に「強面」に変えてくる可能性だってないわけではあるまい。
小手先の戦術に惑わされると、田中角栄はじめ対中政策でしくじりを演じてきた過去の政治指導者のようなバカをすることになる。
今回の李前総統の靖国参拝に対する静けさも、これを対日関係重視ゆえ、などとことさらなことととらえる必要などいささかも無い。
まあ、当然の対応と言えばそれまで。向こうは決して馬鹿ではない。
それくらいの計算はできるはずだ。もっとも、国内世論というものを意識せずばなりまいし、胡錦涛政権も中共内部の権力構造にも配慮せねばなるまいが、過剰に反応すれば、かえって、日本からの反発を招き、対日関係に影響を与えかねる。さしずめ所謂「微笑外交」に損になることはすまい、というのが算段だろう。
もっとも、この「微笑外交」、対日戦略ではなく戦術にしか過ぎない。戦略は微動だにしていない。このような小手先の戦術変化に、それこそ過剰反応は禁物だ、わ我々日本人。基本は何も変わっちゃいない、この認識が大事。そして、おそらく今後も変わらないだろう。その不変の戦略のためには、戦術は変わるかもしれない。例えば、再来年米国に新政権が誕生する。新政権のいかんによっては、「微笑」を容易に「強面」に変えてくる可能性だってないわけではあるまい。
小手先の戦術に惑わされると、田中角栄はじめ対中政策でしくじりを演じてきた過去の政治指導者のようなバカをすることになる。
今回の李前総統の靖国参拝に対する静けさも、これを対日関係重視ゆえ、などとことさらなことととらえる必要などいささかも無い。