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朝日ソノラマ/CAR & JAZZ/昭和36年9月15日発行/350円
今日の紹介は菅野邦彦の極く初期の録音と思われるアルバムです。というかソノシートです。こういうソノシートに菅野が録音を残していたのは最近知りました。MIXI内に菅野のコミュニティーがあり、その中に最近のインタビューというリンクが貼ってあり、それはFM小田原のブログなのですが、そこに菅野インタビューが載せられていて実に面白い興味深いインタビュー内容です。そこでは菅野の音楽についてのインタープレイの考えなどが述べられていますし、石原信太郎や裕次郎の話も出てきます。菅野が太陽族だったとは“さすがにやってんじゃん”というばかりです。そのインタビューで朝日ソノラマの話が出てくるのですが、お兄さんの菅野沖彦氏が朝日ソノラマですでに仕事をしていたという話もありました。それで朝日ソノラマの菅野邦彦が演奏しているのを探すと2枚見つかり入手しました。一枚はジャズとは関係なく灼熱の太陽という副題は日本のソウル・ツイストここに登場というものですが、これはソノラマが熱で傷んで聴けない状態でした。今日紹介するソノラマはヤフオクで入手したもので、これはきちんと再生され, しかも思ったより音がまともだったので少し以外でした。もっとひどい音かもと想像していたのですが聴けるんですねぇ、これが。
ソノラマってこんな感じの薄いペラペラの円盤状のビニール・シートといった方が判りやすいと思いますが、僕も子供の頃はこれで赤胴鈴之助などを聴いていた記憶がかすかにあるのですが、あまりはっきりとは覚えていません。このソノラマはちょうど7inch盤の大きさのが4枚あり片面だけの再生ですから7inch盤2枚分に相当するわけです。収録曲は/ AUTUMN IN SERENADE/ AUTUMN LEAVES/ SUMMER TIME/ YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO ME/がシート1とシート2の収録曲で菅野がピアノを弾いています。他のメンバーはなんと渡辺貞夫(as),, 宮沢昭(ts), 仲野彰(tp), 三保敬太郎とソノラマ・ジャズ・オールスターズ、SUMMER TIMEで近野るり子(vo), YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO MEでは後藤芳子(vo)が歌っています。その他の曲は八城一夫カルテットの演奏です。収録内容は今の感覚で聴くと少し聴きやすいジャズといったアレンジがなされ, そこに時代を感じます。AUTUMN IN SERENADEでは菅野ソロが聴けますが、この収録内容は彼の今を思わせるプレイで嬉しくなりました。期待したAUTUMN LEAVESではミュートしたトランペットが主役で菅野はバックに回っています。SUMMER TIMEと YOU'D BE SOでは菅野の出番がタップリとありどちらの曲も楽しめました。ただ渡辺貞夫はほとんど前に出てきませんでした。このソノラマ盤思ったより楽しめるのですが円周は今のビニールと違ってかなり半径に違いがある為に針を乗せる時に注意しないと外れてしまう事がありそうです。下段にこのソノラマのCARの方の写真の一部を載せておきます。当時からジャズと車はカッコよかったんでしょうね。当時の350円は今のいくらぐらいに相当するんでしょうか?
今日の紹介は菅野邦彦の極く初期の録音と思われるアルバムです。というかソノシートです。こういうソノシートに菅野が録音を残していたのは最近知りました。MIXI内に菅野のコミュニティーがあり、その中に最近のインタビューというリンクが貼ってあり、それはFM小田原のブログなのですが、そこに菅野インタビューが載せられていて実に面白い興味深いインタビュー内容です。そこでは菅野の音楽についてのインタープレイの考えなどが述べられていますし、石原信太郎や裕次郎の話も出てきます。菅野が太陽族だったとは“さすがにやってんじゃん”というばかりです。そのインタビューで朝日ソノラマの話が出てくるのですが、お兄さんの菅野沖彦氏が朝日ソノラマですでに仕事をしていたという話もありました。それで朝日ソノラマの菅野邦彦が演奏しているのを探すと2枚見つかり入手しました。一枚はジャズとは関係なく灼熱の太陽という副題は日本のソウル・ツイストここに登場というものですが、これはソノラマが熱で傷んで聴けない状態でした。今日紹介するソノラマはヤフオクで入手したもので、これはきちんと再生され, しかも思ったより音がまともだったので少し以外でした。もっとひどい音かもと想像していたのですが聴けるんですねぇ、これが。
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渡辺貞夫さんもバークレイに行く前と考えれば、一緒に演奏していてもおかしくないですね。菅野さんも貞夫チャンとよぶことがありましたから。
当時EPレコード(シングル盤)が330円、LPが1800円でした。これはあまり変化がないですね。ラーメンは100円、初任給は30000円くらいだったか。バイトの時給は80円かな。三保さんは、もうなくなっちゃったですね。
コメントありがとうございました。
このソノラマは今度菅野のライブの時には持参してサインしてもらおうと思っています。ライブ後の食事の時には思い出話も聞かせてもらえるのではとかすかに期待しています。
昭和36年頃といえば、旧ソ連による世界初の有人宇宙旅行が成功した年でガガーリン少佐の“地球は青かった”報道を思い出します。ラーメンが100円でしたか。僕の住んでいた田舎ではラーメンは町へ出て中華料理屋で食べるしかなく、たまに夜遅く通る屋台のラーメンはまだ身近な存在でしたが、これも結構高かったんでしょうか、あまり食べさせてはもらえませんでした。