TBM(THREE BLIND MICE)盤でSUZUKI OSAO QUARTETの“BLUE CITY”1974年録音・レコード重量120g
昨日から仕事の関係で中国へ来ています。天安門事件があった1989年から中国へ出入りしていますが、2月にこんな暖かい気候の中国は初めてです。現地のニュースでは160数年振りの暖かい気温だそうで、将来が空恐ろしく感じられます。眠っていた未知の病原菌が活動を始めてSARSや鳥インフルエンザ以上の難敵が続々と出現しそうです。外出すると頭が痛くなりほどの寒さが懐かしい中国の冬となっています。
久し振りの菅野のアルバムです。このTHREE BLIND MICEからは菅野が演奏するアルバムが4枚出されています。菅野のリーダーアルバムとしては“LOVE IS A MANY SPLENDORED THING”だけですが、サブリーダーとしては本アルバム以外に“TOUCH”と“BLOW UP”そして本アルバム“BLUE CITY”があるのは皆さんもよくご存知だと思います。BLOW UPは少し以前ですが続編とも言うべきBLOW UP2が発売されました。このアルバムでは菅野のピアノプレイがお目当ての私ですが渡辺香津美が参加しているのが目を引きます。ライナーノートは懐かしいいソノてルヲ氏(1999年に逝去)によるものです。学生の頃に自由が丘の5-SPOTは彼の経営で、中原街道沿いの綱島にも支店があったと思いますが、綱島店はさほどせずに手放したようです。本題に戻ってA-1のBODY AND SOULは鈴木のベースから始まります。A-2の45th STREET-at 8th avenueは鈴木の作曲ですが, いソノ氏のノートによると鈴木はアートブレイキーとジャズメッセンジャーズの一員としてニューヨークに半年住んでいたのですが、45th STREET-at 8th avenueはその時のアートブレイキーのアパートの住所だそうで鈴木はそこに寄宿していたのです。45thといえばタイムズスクエアに近いわけで当時は猥雑な場所だったと思いますが(いソノ氏もポルノ映画館が3件並んでいる近くの高級アパートだったと書いています)そういう印象を曲にしたのでしょうか。このアルバムで一番好きなのはB-3 PLAY FIDDLE PLAYですが鈴木のベースとハミングで始まるのですが各プレイヤーに出番があり聴き物だと思います。このTBMというレーベルはどの盤も当時としては非常に録音が良かったと思いますし、今でも色あせてはおりません。
若々しい彼らの演奏時のスナップ写真を転写して載せておきます。↓
パーソナルは, 菅野邦彦(p),渡辺香津美(g), 鈴木勲(b), 井野信義(b), 小原哲次郎(ds)
収録曲
A面
1, BODY AND SOUL
2, 45th STREET-at 8th avenue
B面
1, PLAY FIDDLE PLAY
2, BLUE CITY
昨日から仕事の関係で中国へ来ています。天安門事件があった1989年から中国へ出入りしていますが、2月にこんな暖かい気候の中国は初めてです。現地のニュースでは160数年振りの暖かい気温だそうで、将来が空恐ろしく感じられます。眠っていた未知の病原菌が活動を始めてSARSや鳥インフルエンザ以上の難敵が続々と出現しそうです。外出すると頭が痛くなりほどの寒さが懐かしい中国の冬となっています。
久し振りの菅野のアルバムです。このTHREE BLIND MICEからは菅野が演奏するアルバムが4枚出されています。菅野のリーダーアルバムとしては“LOVE IS A MANY SPLENDORED THING”だけですが、サブリーダーとしては本アルバム以外に“TOUCH”と“BLOW UP”そして本アルバム“BLUE CITY”があるのは皆さんもよくご存知だと思います。BLOW UPは少し以前ですが続編とも言うべきBLOW UP2が発売されました。このアルバムでは菅野のピアノプレイがお目当ての私ですが渡辺香津美が参加しているのが目を引きます。ライナーノートは懐かしいいソノてルヲ氏(1999年に逝去)によるものです。学生の頃に自由が丘の5-SPOTは彼の経営で、中原街道沿いの綱島にも支店があったと思いますが、綱島店はさほどせずに手放したようです。本題に戻ってA-1のBODY AND SOULは鈴木のベースから始まります。A-2の45th STREET-at 8th avenueは鈴木の作曲ですが, いソノ氏のノートによると鈴木はアートブレイキーとジャズメッセンジャーズの一員としてニューヨークに半年住んでいたのですが、45th STREET-at 8th avenueはその時のアートブレイキーのアパートの住所だそうで鈴木はそこに寄宿していたのです。45thといえばタイムズスクエアに近いわけで当時は猥雑な場所だったと思いますが(いソノ氏もポルノ映画館が3件並んでいる近くの高級アパートだったと書いています)そういう印象を曲にしたのでしょうか。このアルバムで一番好きなのはB-3 PLAY FIDDLE PLAYですが鈴木のベースとハミングで始まるのですが各プレイヤーに出番があり聴き物だと思います。このTBMというレーベルはどの盤も当時としては非常に録音が良かったと思いますし、今でも色あせてはおりません。
若々しい彼らの演奏時のスナップ写真を転写して載せておきます。↓
パーソナルは, 菅野邦彦(p),渡辺香津美(g), 鈴木勲(b), 井野信義(b), 小原哲次郎(ds)
収録曲
A面
1, BODY AND SOUL
2, 45th STREET-at 8th avenue
B面
1, PLAY FIDDLE PLAY
2, BLUE CITY
暖かいそうですが、こちらもすごいです!
まるで春のような気温で(ま、立春ではありますが)
雪なんて嘘のようです。
季節感というか、まだ2月入ったばかりですから、少しは降って欲しい気がします。
ご心配のように、この先どんなことが起こるのか心配ですね。
↓レトロなジャケットが並んで、全部めずらしいので、楽しませていただいています。
どうぞお気をつけてお帰り下さい。
こんばんは
お気遣いの言葉、ありがとうございます。
そちらもやはり暖かいのですね。
もう暖かいと単純に喜んではいられないような感じですが
50年先ぐらいには昔の冬はこんなに雪が降って趣があったと
話題になりそうです。
このアルバムは自分が菅野を知るきっかけにもなった懐かしいアルバムです。kuirenさんの指摘する"Play Fiddle Play"のハミングベースはオマスズさんのスラム・スチュアートへの傾倒をしめした演奏と思います。香津美のソロ,そしてスガチンと最高のプレイをきかせてくれますね。本邦を代表するジャズアルバムと思います。マクリーンがBNにおそらくこれと同じ曲とおもうのですが"Sweet Love Of Mine"として吹き込んでますよね。これを収録した"Demon's Dance”でもこの曲がハイライトとナッって居ると思います。
コメントありがとうございます。
実は、今もこのアルバム聴きながらコメントさせていただいています。
菅野の力強いタッチと、香津美がサイドに回った時のギターのカット音とソロ時の自信に溢れた演奏に聴き入っておりました。
>マクリーンがBNにこれを収録した"Demon's Dance”
私は知らないのですが、さすが67camperさんは本当によくご存知ですね。
日本人のマイナーキーのJazzは琴線にびんびんきますね。
http://bluesvoice.cocolog-nifty.com/photos/guitar_player_/bluecity.html
>若いとき、このアルバムで渡辺香津美氏にはまりました
私は渡辺香津美氏だけでなくギターにハマりつつあります。
段々とアコースティックなサウンドが更に心地よく感じるようになってきています。
歳の関係もあるのでしょうか(笑)