三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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酢豚味の鶏と野菜の炒めもの

2012-05-20 07:20:00 | 作りました。
〈4月27日の食事〉
朝:昨日のおかずのサンドウィッチ(ル・プチメックのチャパタ使用) コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、酢豚味の鶏と野菜の炒めもの、タラモサラダ、卵野菜炒め)
夜:フルーツグラノーラ+ヨーグルト スモークチーズ

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ああしかし、「酢豚味の鶏と野菜の炒めもの」を、もっとすんなり言い表せる方法ってないのだろうか。
と、友人が言っているのを聞いて、至極膝を打った。

甘酸っぱいあの酢豚味、好きなんである。
酢とケチャップとオイスターソースであの味は簡単に作れる!と学んで以来、ちょくちょく作っている。

だがしかし、豚を使ってあの味の料理を作ったことがないのだ、私は。
モモ肉にしてもムネ肉にしても、使うのは鶏。
しかも、片栗粉をまぶして多目の油で焼いていて、揚げるという体裁を取っていないため、酢豚からはとことん遠い。
(友人は鶏の時も揚げるらしいが)
味付けだけが酷似している案配だ。

こんな料理を、すっと言える表し方を編み出したいのである。
知らない人にもすんなり通じる名前だと、尚のこといい。
作る頻度が多いのだから、「酢豚味の鶏と野菜の炒めもの」じゃあんまりだ。

じゃあ「酢鶏」でいいじゃん、と言うと全く違ったもののように感じるから、言葉って厄介で面白い。
酢で煮た鶏、のようである。
鼻の奥がツンとしてくる。
そもそも「酢豚」ってのも雑な名付け方だが、誰も酢漬けの豚なんて想像しないだろうから、定着化って凄いなあ。

などというようなことを、「定番料理から1つ具を変えたもの」を作る度に、なんて名前で書こうか考える。
こういった食生活ブログを書いている者ならではの思案である。