三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

4月の半ば、鎌倉へ

2012-05-07 10:27:26 | ちょっと遠くに行きました。
〈4月15日の食事〉
朝:いちごジャムバタートースト コーヒー
昼:名前失念、ひき肉料理 ジャスミンライス 揚げゆで卵と付け合わせの野菜 サラダ 生春巻き アイスカフェオレ @kuriyum/鎌倉・長谷
夜:サルヴァトーレ・クォーモのチーズハチミツピザ 白ワイン ソーセージとピーマンとしめじの炒めもの レンコンのコチュマヨ和え

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またも鎌倉に。
2月に訪れた前回は夕方に現地に到着という無粋っぷりだったので、今回は心して昼着である。

昼食は、日本人のご夫婦が営むタイ料理のレストランへ。
初めて食べるひき肉料理の名前を、失念してしまったのが悔やまれる。
中に入った、レーズンのような甘さを持つ植物は何だったのだろう。
辛さが緩和され、とても美味しかった。

また、海岸を臨む方向に大きく開かれた窓からの眺めも絶景。
窓の形に切り取られた、空と海の青がまばゆい。

穏やかな日差しだった。
春だと思っていたのだ。
というより、もう4月も半ばなんだし、いい加減もう春のつもりでいさせて、と思ったのだ。

羽織ものも纏っていたとはいえ、ペラペラの薄いトップスを着ていたのである。
トレンカ・フットカバー・パンプスといった足元は、よく見りゃ足の甲はノーガードの素のままだ。
日が高いうちはまだ良かった。
夕方に入り日が翳りを見せ始めた頃、だんだんと涼しさどころか寒さを自覚し始めた。

すっかり冷えてしまって、そうなるともう観光どころではない。
すてきなものを売るお店よりも、トイレを貸してくれるところよ~い!という気分になってくる。
が、古都を発端とする景観の美しい街は、こういうときに頼みの綱のコンビニが、そうそうないのだ。
おまけに、日曜には18時に閉まるお店が多いようで、この店でトイレを借りられるかどうか以前に、開いているお店を見つけるのが困難、という状態。

って、大丈夫でしょうか、こんな話を食がテーマのブログにしたためるなんて。

ようやくコンビニを見つけるまで、生きた心地がしなかった。
500mも歩けばコンビニが2つ3つあるような、そしてお店は平気で21時までやっているような、そんな東京都心部を普通だと思っちゃいけないな、としみじみ思った。
それ以前に、薄着で腹を壊すなんて愚の骨頂である。

この日の目的は雑貨屋巡りであったため、お店が閉まればこの旅は終了である。
最後の方はトイレ探しになってしまったので、同居人には本当に悪いことをしてしまった。

前回よりも早く降り立ったものの、まだまだ見たいもの・やりたいことが残った鎌倉への旅。
次はもっと早く出よう、もしくは訪問の回数を重ねよう。
もちろん、季節を読み間違わない努力をした上で。