三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

かっこいい絵と可愛げのある酒

2012-05-10 10:49:44 | 行きました。
〈4月18日の食事〉
朝:ライ麦パンにハムのせたり、カンパーニュにバナナとカッテージチーズのせたり。 コーヒー
昼:チキンカレー ナン サラダ ホットチャイ @スルターン/飯田橋
夜:チーズ鉄板焼 お好み焼き スナップえんどう 鶏天 ビール 焼酎お湯割 ジンジャーエールベースのカクテル など

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我が上司と、長らくお世話になっている方と、その3人で…といった組み合わせで、『大友克洋 GENGA展』を観に行ってきた。

展示の目玉「AKIRA・金田のバイク」のみならず、「ほんもの」が織り成す威力は、見ているこちら側が呑み込まれるまでに凄まじい。
資料用として、数年前に揃えるだけ揃えたAKIRAをまだ読んでいなかった…という残念な私ですら心を揺さぶられたのだから、大友作品の大ファンの二人にとってはいかほどのものだっただろうか。
会場から中々出ようとせず、何度も好きな絵の前で舞い戻り、気が付けば手にはミュージアムショップで買った大荷物が沢山…というのが色々物語っているように思う。

と、感激や感動を胸に、その流れで食事の場へ。
漫画やアニメに詳しい二人に、先ほどの展覧会の見どころや、特に感激した点、更には他のお勧め漫画などの話を聞く。
それが、とても楽しい!
しかし、好きなものを好きと言っているときの表情は、魅力的ですね。

気が付けば、話の流れがなぜか恋愛指南になったのは、よく分からないけど。
女はいくつになっても、可愛げがあるのが大切らしい。
なるだけ、可愛げのある酒を頼みなさいとも。

それでジンジャーエールベースのカクテルも作ってもらったのだが、それはそれはとても美味しかったですとも。
だがしかし、普段はこういったものを選ばないため、どうにもこうにも、周りを騙しているような居心地の悪さよ。
最近は日本酒を一升瓶で買うんですよ、とか地ビール好きで、なんて話を出来なかったのは言うまでもない。

それでも酒を飲む際にその言葉を意識してしまい、飲み過ぎた折には「ヤダ私ったら…」と思ったりもするのだが。
これを書いてる一昨日の晩には、最寄り駅近くのコンビニでビールを買い、飲みながら帰り、家に着くまでに飲み干した…ということをしているので、説得力のない話である。

ちなみにAKIRAは、このあとすぐ読み始めました。