三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

舶来の権化

2009-10-01 19:57:35 | こんなものを食べてみました。
<本日の食事>
朝:オートミール+豆乳+バナナ コーヒー
昼:サンドイッチ2種(イチジク+生ハム+カッテージチーズ、しめじの卵とじ、以上ジャンティーユの5穀パン使用)淡色野菜サラダ コーヒー
夜:セブンイレブンで購入 たらこおにぎり おでん(大根×2、がんも、昆布巻、しらたき、つみれ)

----------

外に食べにいくものではない。
人の家に遊びに行って、出されるものでもないだろう。
各々が育った家庭で食べる機会がなければ、もしかしたら一生縁がないかもしれない食べ物だと思うのだ。
オートミールってやつは。

避けているわけではないが、特に機会がないから食べなかった。
そんな人は結構多いんじゃないだろうか。
かくいう私も、育った家では出されず、今の今まで食べる機会のなかったクチである。
昨日なぜかスーパーで手に取ってみたのは、たまたまPCの整理をしていた時にオートミールを使った料理のレシピが出てきたのと(いつか食べたいとは思っていたのであろう)、好きなシリアルを探していたのと、そんな偶然の一致なのである。

で、だ。
シリアルのコーナーでよく見かけるから、てっきり牛乳をぶっかけたらそのまま食べられるものだと思っていたのですね。
ところが、加熱調理をしないといけないらしい。
どちらかといえば、<米><小麦粉>はたまた<パスタ>に準ずるカテゴリなんだと理解。

その、出てきたレシピに従って(正確には見ながらではなく、記憶を頼ったら若干間違っていたのだが)、湧かした豆乳に一口大に切ったバナナを加えて煮る。
水分がだいぶ減ってきたところで火を止めて、やや蒸らしたら完成。

して出来たものは、おかゆ状の、決して美味そうとはいえない代物。
見た目はともかくも、美味そうな匂いに食欲は失せず、一口。

なるほど。
レシピには砂糖や蜂蜜を加える旨書いてあったのだが、調製豆乳やバナナの甘みに助けられたのか、糖分を加えなくても充分に甘い。
そして、これ、私は好きだと感じた。
が、同時に好む人を選びそうだとも感じた。
そんな食材である、オートミール。

成分表を見ると、米に比べて脂質が高いのが気になるが、繊維が多く含まれているのは喜ばしいポイントである。
一箱には10食分くらい含まれているし、気長に楽しんでいこうと思う。