三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ガレットは、確かにそば粉育ちだった。

2009-04-29 20:25:07 | 作りました。
〈本日の食事〉
朝:グレープフルーツ 紅茶
昼:ラタトゥイユのガレット アップルジンジャージャムのガレット カレンツとクルミのパン ベビーリーフ コーヒー
休憩:ジンジャーティー@TIKI+GOAL CAFE 代々木八幡
夜:豚もも西京味噌漬けと野菜のガレット ベビーリーフ ラタトゥイユ セブンイレブンで買った豆サラダ 赤ワイン 白ワイン

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ハイ、という訳でガレット初挑戦である。
材料の関係でやや多めに皮のタネを作ったため、昼も夜もガレット。
ついでに明日の分も、ある。

ガレット、お店で頼むと結構なお値段だったりするんである。
たいがい1000円以上はする。

や、パスタだろうが、カレーだろうが、東京オサレカフェの炭水化物一品メニューは、それくらいするもんだけど。
腹のたまり具合(他の炭水化物一品メニューよりも炭水化物率低し。所詮クレープの皮一枚だ)からしたら、個人的にはちょっと割高感が否めないんである。

そば粉でできたタネを薄く焼いて、チーズだの卵だの乗っけて、四角く畳めばいいのだろう。
だったら出来んじゃね?
…という、本場フランスの方々やオサレカフェの人を敵に回すような動機でのトライ。

ネットで見つけた、ケンタロウ氏のレシピを参考に。
乗っけるものは、乗せたら美味そうなものを適当に。

皮の分量と焼き加減の折り合いが、意外と難しい。

分量少なめで薄く焼くと、確かに食感はガレットらしくなるのだが、具を包むのに充分なほど面積が広がらない。
ならば、と多めにタネを投入すれば、露骨に「この生地ね、洋風ぶってるけどそば粉から出来てるの」感甚だしい。

いやね、普段お店で食べているときは、ガレットはそば粉から出来ているってのを忘れるくらい、そば粉然としていないのですよ。
(十割そば粉じゃない可能性もあるが)
ところが、厚め・生地にやや生っぽさアリという具合に焼き上がると、途端にそばっぽさが出てくる。
だって生地、黒いんですもの。
味もそばっぽいんですもの。

だからって、不味い訳ではなく、やっぱりガレットって好きだわと思ったんですがね。
オサレカフェにおける1000円強は、乗せる具や店内の雰囲気のみならず、焼き加減に支払われているのかも、と感じた次第である