三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

いただくということ

2009-04-17 20:32:18 | 食雑記
〈本日の食事〉
朝:りんご 豆乳
昼:お弁当(ごはん、インゲン豚もも巻き、にんじんとしめじのコンソメカレー炒め、トマトの卵焼き) 根菜のナムル風サラダ(紀伊国屋で購入) 海老とチンゲン菜のスープ
夜:春野菜のガレット きな粉のビスケット 小豆添え コーヒー@カフェ マメヒコ 渋谷
その他に口にしたもの:キャラメル 水など

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朝の支度の時にはFM NORTH WAVEを掛けている。

いつも聴く番組中には通販のミニ番組が流れる。
売る品は、ダイエットサプリや毛生え薬といった、申し訳ないけど怪しげに感じる物ばかり。

そのダイエットサプリにも更に何種類かあるのだが、そのうち一つが、とても嫌だな、と思ったのだ。

数年前、色んな意味で波紋を読んだ白インゲン。
体内に入った炭水化物を、体に吸収する前にブロック!という効果があるらしいというアレである。

私が嫌だと感じたそのサプリは、白インゲンから抽出された成分を存分に使っているのだという。
ナビゲーターはさかんに、「食べた炭水化物をなかったことにします!」と宣伝するのであった。

食べたものをなかったことに、というのが嫌なんである。
食べたい、けど食べたことにしたくないって、何とわがままな。

カロリーや糖質が高いものも低いものも、いわゆる体にいいものも悪いものも、それを摂取することで、何らかのアクションが起きる。
次の血や肉になる。
それが、食べる=命をいただくってことなんじゃないのか。

たとえば、自分が食べ物だったとしてよ。
(自分が食べ物だったとしたら、ってのも難しい想像だが)
なかったことにされるのって、切なくないか。
あったことにされたくないか。

だから、吐くのも嫌い。
その分のお金もだが、栄養になるはずだった物を、無駄にしている感覚が許せないからだ。

親孝行一つしていないものの、実家が農業を営む故の思考かもしれない。

今日沢山食べた分は、歩いて生かしたいと思います。