三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

春の陽気に誘われて

2009-04-02 23:42:10 | 食日記
<本日の食事>
朝:いちじくとアールグレイのリュスティック(焦がしました…) ハーブティー
昼:目黒川の畔にてお弁当(ご飯、レンコンの海苔巻き、鶏肉と野菜のショウガ炒め、ニラ玉) 緑茶 ヨーグルト
夜:筍と鴨の釜飯 豆腐サラダ@鳥ぎん目黒店

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春の陽気に…って、実際のところは日差しはありつつも寒かったのであるが。

目黒区民センターの図書館で調べものをしたついでに、昼食を目黒川の畔で摂ることにした。
桜並木は八分咲きといった頃合いで、週末には見頃といったところか。

のんびりと昼食をいそしむにはええ頃合いだろうと思いきや、これが中々人沢山だったのですな。
はて、この昼間からレジャーシートを敷いて飲み食いしている若者達は何だろなと考えて、はたと膝を打った。

そうか、世間は春休み。
そして、他の人々は専業主婦グループといった面々。
平日昼間に時間を取れるんだったら、そりゃ、混雑を避けて週末なんかに花見などやるまいて。

と合点がいって、ふと我にかえった。

むしろ単身で飯を食っているのは私くらいだ…。
さっきから怪訝な顔つきで見ながら通り過ぎる人がちらほらいたが、団体客で賑わう中に一人でいるからではないのか。

時刻は1時半を回っており、「OLの気まま昼休みランチ」というには遅過ぎる。
というか、ダウンにデニム、ブーツインなんて格好のOLなどいるものか。
学生というにはトウがたった、フリーターなのかなんなのか、我ながら職種をしにくい外見である。

皆さんは「何者なのか分からないけど、一緒に花見をする友達がいない奴が、一人で花見ながら弁当食ってら」
とでも思っているのではないのか。
嗚呼。

普段一人で食事をしていても何も感じないが、今日ばかりはしばらく川の畔で食事をするのはやめようと思うのだった。