ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

小さいながら長く煤を被って貫禄の備前御神酒徳利1対

2023-09-03 09:26:01 | 工芸絵画骨董

 僕がこういうものを買いだした最初の頃、今は主人が亡くなって閉店してしまった上田市内の骨董屋で安いものを選んでよく買ったものだ、独特の仕入ルートを持つらしくちょっとばかり変った物があるからとあちらに行くと必ず立寄り物色した、そんなときに煤で貫禄が付いたこの御神酒徳利を出され、気に入って購入したもの。

 そこではコレなども購入したし幕末ぐらいの手描尺皿などいくつか買った、また1枚100円で印判の豆皿類も積んである中から柄違いを選び集め、今も使い減りしないと重宝に使っている、なます皿も200円ぐらいだったな。

 これは以前にアップした恵比寿大黒様の前において食器棚の上に飾ってある、この徳利は金比羅宮と書かれているが、昨年の四国旅行で琴平神社に参詣した際に祭神が大物主神と知ったので、大国様、大黒様つながりでいいかと。

 それにしてもあの主人は不思議な人、もう70歳は越えていたと思うけれど独り身のようで、信州の水彩画家丸山晩霞の作品などをいくつか置いていたから以前は画家かなにかだったのかなと想像する、温和な人でした。

 

2009年6月からの入れ替え再掲です


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