ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

家に昔からある焼物で未だ素性がわからないもの二つ(再掲版)

2024-06-22 08:10:00 | 工芸絵画骨董

 以前から家にある焼物で素性が知れないものがあって、ネットなどで調べては見たがどうも分からない、一つは用途は想定できるし窯名らしきもあるのだがどこのものかがはっきりしない、もう一つは用途もいまいち分からないしどこの焼物かも不明である。

 この素性が知れない焼物は二つとも僕にはどこか魅力がある焼物で、どこのどういうものか知りたいのだが未だに不明のまま、何方か分かる方はおられませんか、ということもあってここに取りあげた。

 小型で平たい箱型の焼物(冒頭写真)の用途はおそらく煙草入れだと思ったのは、昔は応接間のテーブルの上なんかに来客用に煙草を置いていたのを、これは我家みたいな貧乏人の家ではなくて裕福な家に何かで伺ったときに見かけた記憶があるからだ、この焼物を入れてあった箱は紙製だからそんなには高価な焼物ではないと思われるが、この色使いがなんとも好ましいと感じていて気に入っている、非常に低火度で焼いているようで、どこの焼物だろうか。

 そして箱の表の右の字は小筥莨入と読めて莨はタバコだからやはりそうだったと確認、左には吉祥柿の葉とあるがこれは蓋の模様を表現しているらしい、しかし肝心の中央の字は達筆で読めない、これはどこかの焼物名か、何を示す文字書きなのだろうかと、どなたか書道の素養がある方、教えてくれませんか。

 もう一つも小さな壺で油壺風にも見えるがやや形が違う、水滴でも一輪挿しというのも妙だし果たして本来どういう使い方をするために作られたのか、全体の色や絵柄がどこか日本風じゃない感じで南方系の雰囲気がある、これもどこの焼物かと。

                        

  どちらも時代物とは違ったモダンさや異国風が感じられて面白いと思っているのだが。

 この二つ以外にも女房の親が持っていたもので由来が分からないものがまだ少しあるのだが。

 

2010年からの再掲です


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