ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

ベロ藍の大皿は窓上の飾り棚に鎮座している

2023-09-04 10:00:10 | 工芸絵画骨董

 たまたま笠間真壁方面から上州への二泊三日旅行の途中で骨董市開催の看板を見つけ、終了間際の値引き交渉に成功して買った尺3寸の捻り紋のベロ藍染付の大皿、食器棚には納まらないので窓上に造ってあった飾り棚に鎮座することとなった。

 11月の笠間匠の祭りや骨董市で遊び、笠間有名作家の器で供する料理旅館上州屋に一泊、古い商家が残る真壁経由で赤城温泉の忠治館に二泊目、前橋に出て関越で帰ってくるという旅はもう7年前になるが、そのときにも匠の祭り第2会場での骨董市に立寄ったのだが目ぼしい物がなくて、真壁に向う途中の出雲神社でこじんまりとやっていた骨董市を見つけ購入したもの。

 その前年までの匠の祭りでは骨董市も同じ会場だったのが、離れた場所に移されたことを不満として地元業者達が別行動を起こし、同じ日程で今回が初めての開催だとか、もう4時で終了片付にかかる時間、会場中央のチャリティーセールというコーナーの箪笥の上に残っていたものだ、同じ場所にあった益子焼大皿と合せて半額以下に負けさせてたのだが、帰ってから二つを比べたら益子焼のほうもかなり迫力ある作で、むしろそちらの方が価値が高いのかも。

 ここでウロウロしたから真壁は明日に行くことにして引き返すことに、この骨董市は数年後には閉会したようだ、やはり長いものには巻かれたのでしょうかねぇ。

 ドイツはベルリンから輸入のコバルト、いわゆるベロ藍が染付に使われたのは明治時代だから、この皿もまさにその当時のものと分かる、これだけ大きいと見栄えするし捻り花という図柄もダイナミックな感じがしていいからと飾ったままになっている、でもこれだけ大きい皿に乗せる料理なんて家庭料理では作らないよねぇ。

 

2009年6月からの入れ替え再掲です、笠間の匠のまつりももうずっと行っていないので詳しくは分からないが、名前や内容も変わっているんじゃないでしょうか


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小さいながら長く煤を被って... | トップ | 高原にはまだ夏の雲が、その... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

工芸絵画骨董」カテゴリの最新記事