ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

我家の元旦だけのお雑煮です

2013-01-02 17:48:41 | グルメ・酒・ワイン

 我家では僕があまり餅が好きじゃないこともあって正月のお雑煮は元旦だけ、今年も一月一日の朝だけにお雑煮を作って、夫婦二人だけでの新年最初の食事となった。その我家のお雑煮は関東風とか、これが僕の出身地の浜松で母親が作ったものと見た目ほとんど同じ、女房はそれを別に習ったわけではないと思うのにと訊いたら江戸料理を習ったことがあるんだそうで、出汁も本格的にとったというから一日だけじゃもったいなかったかな。冒頭写真はお節料理も加わったその膳である。

 元旦だけはお屠蘇も用意してあってまずはそれを飲んで、お屠蘇というのは薬草入りだから決して美味しいわけじゃなくて、これから一年の健康を願ってと良薬口に苦しの例えに従ってと、女房が用意するから飲むんだけどまぁオマジナイみたいなものですな。

                         正月らしくお重とお屠蘇セット

 お雑煮に使うお椀は毎年この時だけに使っている塗り椀、外側は黒一色なのに内側は金蒔絵があって、特に蓋をとった時に初めて姿を現すその裏側の中央には鳳凰が描かれ、その尾には螺鈿も入いるとう凝りよう、周りの植物は柏ですかねぇ、柏もお目出度い植物ということだよね。

                           漆器椀

 お雑煮本体の中身は切餅は一つ、具材は鶏肉、海老、紅白の蒲鉾、三つ葉となっていて、香りものに柚子を少しだけ散らして、このままでも品がある感じの味で良いと思うが更に・・・。

                                 澄んだ醤油つゆで関東でもこれは薄味

 青海苔と鰹削り節も入れてというのが江戸料理だそうです、確か浜松でもこれを入れて食べていたがこちらのほうが出汁の味が上品ではある、田舎料理と商売料理の違いといったところか、僕はどちらのお雑煮でも餅は三が日でも一つだけでいい、この二人分の雑煮だけでは残ってしまう出汁を使って別の料理をお願いしますとなって、あとはおでんや煮物になるというが、このつゆの味自体を活かした吸物などもいいと思うんだけど、とにかく汁物に餅は要らないんですよ、僕はおじやや雑炊派なんですよ。

                                 青海苔と削り節が加わって

 江戸時代のお雑煮についてはTVでこのあとに中身は餅と小松菜だけであったとやっていたが、江戸料理というのに我家の雑煮では入っていなかった。その代わりということでもないが毎日の朝食に必ず飲むのが自家製野菜ジュースで、元旦にもやはり欠かさずに、この中身は小松菜、アロエ、リンゴ、レモンを少しずつにハチミツを加えてミキサーにかけたもの、何でも高血圧の人には特にいいんだそうだ。そういえば小松菜は中華街の人もジュースにして飲むのが健康法と話していたのを思い出した。

                                      我家で毎日飲む野菜ジュース


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